音楽理論
しばしば質問頂きます。
「クラシックの音楽理論も勉強したほうがいいですか?」
もちろん、したほうがいいかと言う質問なので「はい」としかお答えできないのですが、おそらく質問の理由は「ジャズ・ポピュラー音楽理論とクラシックの音楽理論って何が違うか分からない」ってことですよね?
心配無用です。
この記事を読んだら、ジャズ・ポピュラー音楽理論とクラシックの音楽理論の違いが分かりますよ。
結論
ジャズ・ポピュラー音楽理論とクラシックの音楽理論は
目的が違うんです。
目的
あえて、難しい理論的内容を話さずに説明すると、クラシックの音楽理論は「ベートーヴェンのような曲を書けるようになるための理論」です。それに対してジャズ・ポピュラーの音楽理論は「アドリブができるようになるための理論」なんです。なので、アドリブも弾けるようになりたいし、ベートーヴェンのような曲も書きたい!って思う人は両方勉強して下さいww。自分にとってどちらが必要か分からない人は両方極めた人に聞いて下さい。
勉強するのは和声(Harmony)
音楽理論にもいろいろあるのですが最も有名なのがコードの理論です。日本語で言うと「和声」、英語で言うと「Harmony」になります。
もっとも参考になる、素晴らしいクラシックの和声の教科書が藝大の昔の先生方がみんなで書いた「和声I」「和声II」(「和声III」もあります)です。上記の写真ではでっかい「アイビーロードスタジオ」と言う本の5冊くらい右にあります。
もっとも参考になる、素晴らしいジャズ・ポピュラーの音楽理論の本がその左にある「サルでもわかる音楽理論(上下巻)」です!(お忘れなく、この記事は私個人のただの日記です。何を書こうが私の勝手ww)
でも、冗談抜きでこの「サルでもわかる音楽理論(上下巻)」は音楽理論を毛嫌いする方々になんとかお読みいただけないかと試行錯誤した結果、3人の対話形式でジョークたっぷりで書いたらいいんだ!と思って書いた、私の音楽理論指導の集大成です。
まとめ
ジャズ・ポピュラー音楽理論とクラシックの音楽理論は目的が違います。
トータル・ギター・メソッドの【理論編】はこの「サルでもわかる音楽理論(上下巻)」をギタリスト専用に書き直したものなんですよ。
質問ありましたらいつでもトータル・ギター・メソッドの質問スレッドから著者に直接質問して頂けます。これを使わない手・・・ありますか?