音楽学
音楽を嗜む大人に掛けてるのは「音楽学」の知識なんです。私にしてみたら、なぜ音楽学を身に付けずに音楽をやる?と不思議なくらいです。なぜならば、音楽の幅、楽しみ方、向上するスピード、全てが数百倍、数千倍に広がるからです。つまり、音楽学を知らないのは非常にもったいないんです。
目次
音楽学とは
「音楽学が必要なのは分かった・・・で、聞きにくいんだけど、音楽学って何?」
って思ってるでしょ?いまさら聞けないですよね。心配無用です。
音楽学とは音楽の歴史、理論、美学、哲学、心理学などを研究する学問です。
「ちょっと待て!そんな難しいテーマを勉強しろってか?!」
って思ってるでしょ?こんなもんどこぞの基地街パイパン・ジジイ・ギタリストしか全部こなすことは出来ません。だから10学講座で年に2回徹底指導してるわけです。講座では細かく噛み砕いてどこから手を付ければ良いかを教えますが、「オマエのクソ高い講座なんか受けたくない!独学で勉強してやるから、Amazonのリンクでも貼りやがれ!」という方に向けて書きますね。
①音楽史
トータル・ギター・メソッドⓇのフェイスブック・レッスンに参加してらっしゃる方は毎週土曜日に勉強している内容です。紀元前の音楽からバッハ、ベートーヴェンはもちろん存命の作曲家まで勉強の仕方があるんです。広く浅く知ってから、深く細かく見て行く、読む本も多いのですが、最低でもグラウト・パリスカという本を上中下巻暗記するのは必須です。
②音楽理論
トータル・ギター・メソッドⓇのフェイスブック・レッスンに参加してらっしゃる方は毎日12時に勉強しているジャズ・ポピュラーの音楽理論はもちろんのこと、和声法と対位法というその大元になっている音楽理論を知る必要があります。以下の4冊の暗記は必須です。
③音楽哲学
ピタゴラスが音楽を数学的に捉え、アリストテレスは音楽を教育と遊戯の間と捉えてます。音楽の歴史だけでなく、哲学史、美術史、芸術史全般から考察する・・・のは時間掛かるので、それを考察して実践した人を学ぶのが手っ取り早いです。20世紀の音楽を学べば先人が①と②をどのように③で解釈したかが分かりあなたがどのように音楽哲学を捉えるかが分かります。これは以下のソーズマンの解説が分かりやすいので、これがイミフな場合は諦めましょう。
④音響学
トータル・ギター・メソッドⓇのフェイスブック・レッスンに参加してらっしゃる方は毎週日曜日と火曜日に勉強している内容です。数学を用いて音の振る舞いを理解します。現役の頃、大変お世話になった小泉先生の本が2005年までの音響学を見事に網羅しています。入門書なので、この中で知らない単語があるとヤバいです。完全暗記してから現代の音響学に脚を踏み入れて下さい。
⑤音響心理学
音を聞いてどのように人間が感じるか、なぜ見えないのに綺麗と感じる?なぜ見えないのに明るいと感じる?なぜ触れないのに温かいと感じる?ディープラーニングに向いてるプログラミング言語を2,3個扱えることが前提ですが、岩宮先生の本を暗記すると良いでしょう。
まとめ
上記暗記できたらやっと音楽学のスタート地点に立てます。解釈して、実践して、間違えて、やり直して・・・どうぞご自身で学んで下さい。本全部買ったらヤバい金額です。Amazonでカートに入れて金額だけみてください。
無駄なお金使いたくない方、全部読んでる時間がない方は10学講座を受講して下さい。詳細はこちら
津本幸司