音楽家
音楽家の方の勉強の仕方がたくさん間違っているのでこの記事で注意したいと思います。
たとえば
たとえば野球選手になりたいとしたら、バット振ったり、ボール投げるだけ練習しても無駄ですよね。「俺は盗塁が好きだからダッシュの練習ばかりやる!」という人がいたらどうでしょうか? 代走として役に立つかも知れませんが、野球選手としては役不足ですよね。ギタリストはこんな感じの練習している人が多いんです。
やたらアドリブ練習ばかりしている人、やたらカッティングばかりガチャガチャならしている人、やたら難しいテクニックばかり練習している人・・・これに危機感を感じていないというのが盲点です。
大切なのは
大切なのはバランスです。走攻守だけでなくメンタルやピンチの乗り越え方はもちろん、監督やコーチの指示への対応、他のメンバー全員との関係、チームを勝利に導くようなすべてが必要です。何かに長けているというのは結構危険要素だったりしますよ。
バランスの取り方
バランスの取り方は簡単です。自分で以下の10個に対して100点満点で点数を付けてください。
- テクニック
- リズム・ギター
- カッティング
- スケール
- アルペジオ
- ブルース・フレーズ
- ジャズ・フレーズ
- 難解なフレーズ
- スタンダード解釈
- 音楽理論
ある項目が20点、ある項目が80点という状態を避けましょう。まんべんなく70点くらいが丁度良いかもしれません。自己評価ですからね。当然他人から見てもまんべんなく100点になればプロです。
練習方法
当然これをバランス良くトレーニングできるように作ったのがトータル・ギター・メソッドⓇです。上記の10項目の前に「クイック・スタート編」と題してギターを持ったばかりの方が取り組めるようにしたり、最後に「マスター編」と題して音符だけを読んでデュオで完璧に演奏できれば「師範」という内容も用意しています。発売から6年近く経っていますが未だにだれもマスター編をクリアしていません。
次はアナタだ!
津本幸司