
GIO
アイバニーズのGIOなんて人で見たことありませんよね。入門用のアイバニーズです。こんなのを使ってるアメリカの男の子達が結構いるんです。そして、弾けるのはペンタトニック・スケールだけです。同じ音を繰り返しながら歯を食いしばり格好を決めます。まぁ、ほのぼのした光景です。
PRS
たいていバークリーに入学するとなると親御さんも奮発します。そんな日本の意味不明なメーカーじゃなくて、ちゃんとしたギターを買い与えます。たいていPRSになります。なんでかは分かりませんが、東海岸だからでしょう。
西海岸のフェンダー、南部テネシーのギブソンという定番に行くにはまだ早いけど、東海岸のメリーランドのPRSには親近感が沸くという感じかもしれません。
PRSから変わる
これを持つと意識が変わるんです。初心者ではなくて、本気でギタリストを目指すマインドセットになります。別にアイバニーズGIOでも本気でギタリストを目指せるのですが、まぁ視覚情報ってそれだけ強烈なのです。
実は
実は教える方も本気度が変わります。これは良くないことです。アイバニーズGIOを持っている学生と、PRSを持っている学生は同等に扱うのが絶対的なルールです・・・でも、こちらも人間です。こころの奥底で「こんなギター使ってる子に言っても……」とか、「こんなギター持ってるんだったらここまではマスターしてもらわないと……」という「癌」のようなものがうまれてしまうのです。人間だからしょうがない病気でしょう。
日本人ギタリストは・・・
ここで日本人ギタリストを考えてみましょう。まぁ、皆さん凄いギターを持っておられます。私でも手が出ないような高級ブティック・ギター、ハンドメイドのギター、一点物のギター、特注カラーのギターなど華々しいです。
洗脳されて指導する私も本気になります。
しかし
しかし、日本人ギタリストはマインドセットがアイバニーズGIOを持っているような状態なんです。これが悲しいところです。
先日
この話をボストンに来ていた入学を検討している30代のサラリーマン男性としました。脱サラしてバークリー音楽大学に入学を考えているので結構日本人ギタリストとしては意識が高い部類にはいります。ギターも当然PRSです。
しかし、、、
「追い付け!追い越されているぞ!」
と、言ったら
「僕なんてまだまだ……へへへ」
と愛想笑いの謙遜……これがダメなんですってば。
やること
まず最初に言い切ると、この戦いにおいて、あなたに勝ち目はあります。勝算はあります。戦術も戦略も良いのがずらりと選び放題です。
ただ、自分で自分の武器をリストアップしておかないと、「え!そんな武器持ってたの?だったら使えばよかったじゃん!」てことになるのです。
どうかそのリストを今から作ってください。
津本幸司
ジジ医





