冬のリズム・ギター練習
細かいカッティングなんて冬に練習する気になれませんよね。ましてやアルペジオなんて手がかじかんで動きません。寒い冬にどんなリズム・ギターを練習すればいいのでしょうか?
心配無用です。
この記事を読んだら【冬にオススメ】リズム・ギター練習3選!が分かりますよ。
ベスト1:シャッフル
これはトータル・ギター・メソッド【リズム・ギター編】に記載したスティーヴィー・ワンダーのIsn't She Lovelyを参考にしたリズム・ギター・パターンです。リズムギターの弾き方は曲やパターンによって手首を利用した方がいい場合、腕を利用した方がいい場合、両方のバランスを特定の比率でとった方がいい場合など様々です。このパターンだとカッティングのように手首で細かく動かすよりも少し腕の柔軟性も利用した方が弾きやすいと思われます。寒い冬に急に手首を細かく動かすと痛めちゃったら大変ですしね。
ベスト2:ロック
パワーコードを「ズンズン!」と弾いちゃいましょう。ダウン・ピッキングだけでできますし、コードチェンジもさほど難しくありませんので冬場にもオススメです。立ってノリながら弾いたら体が温まるかも知れませんね。慣れてきたらアクセントを2、4拍目に入れるようにするといいでしょう。
ベスト3:テキサス・ブルース
スティーヴィー・レイ・ヴォーン風のリズム・ギターです。トータル・ギター・メソッドのお手本でも単音で楽譜通りに弾いてはいるのですが、オススメは「全弦掻き鳴らす方法」です。左手の余っている指などで余分な弦をミュートしたり、あえてコード移動時に開放弦を鳴らしたりして「雑味」を追加します。あのテキサスの荒々しい感じが表現できます。体が自然と動いてきたらノッてきた証拠ですね。体も温まるでしょう。
まとめ
トータル・ギター・メソッドのリズム・ギター編には有名曲を参考にしたこのようなリズム・ギター・パターンが10種類のスタイルで各10個ずつ、つまり合計100個用意しています。この記事では4小節ずつ紹介しましたが、実際には12小節ずつ記載していますので、継続することでのノリの有無、リズムの変化、タイム感の維持なども学習頂けるように心を込めてプログラム致しました。リズム・ギターを制するものがギターを制すると考えてこの冬にマスターして下さい!
津本幸司