カッティング
リズム・ギターの見せ場であるカッティング!大切なことはわかっている。でもどれから手をつけていいのかわからないし、どれがどのくらい重要なのかもイマイチ・・・・お気持ち分かります。
心配無用です。
この記事を読んだら、マスト!カッティング7選が分かり、細かい注意点もわかりますよ。
その7は分離のあるパターン
その7は「分離のあるパターン」です。カッティングといえば右手を全弦当てながら大きく振り続けるイメージがあります。私もしつこく「全弦きっちり当てるように!」と指摘するのですが、実は右手の当てる弦を意図的に少なくする方法もあるんです。
まずは以下のパターンを弾いてみて下さい。
上記はトータル・ギター・メソッドの【カッティング編】から抜粋した譜例です。カッティング編は100個のコンテンツから構成されており、各コンテンツに解説や写真はもちろん、動画でもお手本を紹介しています。
弾き方
2、4拍目の後半はブラッシングを5、6弦だけにします。これによりあたかもバス・ドラムを鳴らしているような雰囲気が生まれるんです。他のブラッシングやコードの音をハイハットやスネア・ドラムと例えるとドラムのようなグルーヴになるのがわかると思います。方法としては単純に右手の振り幅を小さくするだけです。2拍目の音のイメージが「ツ・チャ・ボ・コ」になると完璧です!
注意点
弾く弦を分離するために、あ振り幅を小さくすると、大きく振っている他のビートと「リズムの差」や「音価の差」が生まれてしまいがちですので注意して下さい。あくまで弾いている弦の本数が異なるだけです。
まとめ
この分離のあるカッティング・パターンについてはトータル・ギター・メソッド【カッティング編】の後半で練習しますので、是非ご利用ください!他にも様々なカッティング・パターンがあるので、自分のパターンがマンネリ化していると感じる方は練習して下さいね。初心者の方にはトータル・ギター・メソッド・ビギナーズが内包されていますので、カッティングの前にストロークから始めてもオーケーです!
津本幸司
毎年ゴールデン・ウィークはカッティング集中講座を実施しています。この記事投稿日に空きがあるか不明ですが私個人のサイトでご確認下さい。