上手いギタリスト
上手い人って「なんか特徴」がありますよね。「このフレーズが上手い」とか「この速さがすごい」とかじゃなくて「なんか分からないけど上手い」というのがあります。これって何でしょうか?
心配無用です。
この記事を読んだら、上手いギタリストのたった一つの特徴が分かりますよ。
結論
プリディクタビリティ
これだけです。
プリディクタビリティとは
プリディクタビリティとはプリディクト(予測)できるという意味です。
例えば、ドレミファソラシドと弾く時に、小さな音から開始して5、6音目までどんどん大きくなっていったとしましょう。7、8音目がどのようになるかは想像付きますよね。
リズム・ギターを弾いてて、ズンズンズンズン・ズンズンズンズンと8分音符でパワー・コードを弾いていたとしましょう。抑揚が「中・小・大・小・中・小・」となったとしましょう。続く2つが「大・小」になることは明らかでしょう。
これがプリディクタビリティです。
期待通りである必要はない
このプリディクタビリティに関してはリスナーの期待通りである必要はないんです。例えば、ドレミファソラシドと弾く時に、小さな音から開始して5、6音目までどんどん大きくなっていったとしましょう。7、8音目に期待通りに大きく弾けば「お〜イェ〜」というリスナーの反応になりますが、逆に期待を裏切って少し小さくして締め括るなんてのも方法としてあるでしょう。そうすると「わお!」というリスナーの反応になるでしょう。
リズム・ギターを弾いてて、ズンズンズンズン・ズンズンズンズンと8分音符でパワー・コードを弾いていたとしましょう。抑揚が「中・小・大・小・中・小・」となったとしましょう。続く2つが「大・小」にすれば期待通りですが、あえて「大・大!」とアクセントを入れたりするのもいいですよね。
これらの「期待への裏切り」も次の小節、次のフレーズ、次のセクションへの「期待」に変わるんです。「また裏切ってくれるかな?」的なね。
よくないのは・・・
よくないのはアンプリディクタビリティです。次の拍がどんな強弱になるかは本人しか知らない・・・というか、本人すらピッキングし終わるまで知らない・・・って感じです。これ結構多いんですよね。
まとめ
上手いギタリストのたった一つの特徴はプリディクタビリティ。