スケール
スケールというのはドレミファソラシドなどの音階のことです。日本語で言うところの「ひらがな」に相当するものです。
初心者の方は、どんなスケールからら覚えれば良いんでしょうか?
情報が多すぎて分かりませんよね。お気持ち分かります。
心配無用です。
この記事を読んだら、初心者が最初に覚えるスケール3選!2020年度版が分かりますよ。
その①ペンタトニック・スケール
まずはペンタトニック・スケールです。初心者から上級者までギターで最も頻繁に使用されるスケールであると同時に、6本弦の感覚を掴むのに持ってこいのスケールです。1本弦に2音ずつあることと、全部の弦で人差し指を使うのが初心者に嬉しいところです。
はじめのうちは、左手で押さえている弦と、右手で弾いている弦が同じになっているか首を左右に動かしながら確認しないといけませんね。でも、右手で弾く弦の感覚って驚くほどすぐに身に付くんです。もし、ギター歴半年以上で右手で弾く弦を間違えてしまう場合はトータル・ギター・メソッドの質問スレッドからご相談下さい。(もちろん、上級者もたまには間違えちゃうものですよ)
その②メジャー・スケール
次はドレミファソラシドです。この6弦8フレットからの形がオススメです。よく見ると6、5弦が同じ(人、中、小で1フレットとばし)フィンガリング、4、3弦が(人、中、小で、人、中がくっつく)フィンガリング、2、1弦が(人、薬、小で、薬、小がくっつく)フィンガリングになっています。2本ずつ同じ形なので覚えやすいでしょう。上達して素早いパッセージ(フレーズ)を弾く時にも便利な形ですよ。
その③クロマチック・スケール
クロマチック・スケールとは半音階、つまり隣の音を順番に弾いていることを意味します。このクロマチック・スケールを覚えるのがギターの構造を把握する最も手っ取り早い方法です。6弦から4音弾いたら、一つ左にずれて5弦で4音弾きます。また一つ左にずれて4弦で4音弾きます。その後また一つ左にずれて3弦で4音弾きます。ところが3弦から2弦に移動する時は「真下」に移動してそのまま同じ開始フレット(譜例では5フレット)から4音弾きます。最後にまた1つ左にずれて4音弾くという要領です。戻る場合はその逆の原理になるのはお分かりの通りで宇s。
まとめ
初心者が最初に覚えるスケール3選でした。
上記は①②③の順にトータル・ギター・メソッドのスケール編S3.2、S2.5、S4.1に記載しています。トータル・ギター・メソッド本編にももちろん載っていますが、お金がない学生さんは2,200円(税込)のスケール編書籍版をお求めになって練習するのもありです。そしてトータル・ギター・メソッド本編をお求めになった時には私が個人的に半額の1,000円をアマゾンギフト券でお返ししていますので、実質アマゾンに印刷代を払ってるだけの感じでお得です。
津本幸司