難しい音楽理論
お知らせ
音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
ジャズ・ポピュラーの音楽理論は非常に難しいのです。私自身バイリンガだから理解できたようなものです。世界中で教えていて「ま、まず言語を覚えないと意味が理解できないんじゃないか・・」と思うことがしばしばです。
そのため、日本人ギタリストがこのジャズポピュラー音楽理論を机上論で理解しようとするのは至難の業です。
学習術
まずは、難しい音楽理論を実践した結果をまるごとコピーします。
私はトータル・ギター・メソッドⓇの理論編(100コンテンツ)を学習してから、ジャズ・フレーズ編(100コンテンツ)やアドバンス・フレーズ編(100コンテンツ)を練習する順序は推奨していません。
まず難しい音楽理論を実践しているジャズ・フレーズやアドバンス・フレーズを何も解釈しない状態で、まるごと弾けるようになることをオススメしています。そしてカラオケに合わせて(スタンダード編100コンテンツにカラオケを用意しています)弾くことをオススメしています。
理論的学習はその後
その後に「あの弾いていたフレーズはどんな音楽理論が背景にあるんだろう」という学習をします。
分かるようなら「なるほど」
分からないなら「まあいいか」
で済むわけです。どちらにしても「弾ける」という事実は残ります。
リスナーには関係ない
ロック・ギターの神様エディ・ヴァン・ヘイレンも楽譜も読めなければ音楽理論も分かりません、一説にはどこのフレットの音が何の音かも分かっていないと言われるくらいです。
ジャズ・ギターの神様ウェス・モンゴメリーも同様に何も分かっていません。バンド内で指示を出すときも「ジャーンとやってこういう感じの雰囲気」と子供のような指示です。
そんなのどうだっていいんです。分かってようが、分ってなかろうが「弾ける」ことに変わりないからです。
だからまずまるごと弾けるようになってから理論的な勉強を「する」「しない」「わかる」「わからない」を選べばいいのです。
避けること
お分かりの通り避けたいのは、
理論的な解釈ができないから、弾けない
と、言う事態です。基礎から学ぶ日本の学校教育を受けてしまった日本人音楽家にもっとも多いパターンです。
音楽学校などはいまだに推奨している形です。私は否定します。
まとめ
日本のアマチュア・ギタリストを応援しています。
トータル・ギター・メソッドⓇのフェイス・ブック・レッスンでは常に質問を受け付けていますし、何度でも同じ質問をしていただけますのでご利用ください。
津本幸司