よくある質問
- 「オススメの音楽理論の本を教えてください」
- 「オススメの投資の本を教えてください」
- 「オススメの筋トレ本を教えてください」
- 「オススメの人間関係の本教えてください」
人間関係、身体関係、音楽関係、金融関係で多い質問です。これって実はダメなんですよね。
よく分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストがオススメの本を読んではダメな理由が分かりますよ。
目次
結論
ギタリストがオススメの本を読んではダメな理由は
二次的思考ができないから
二次的思考とは
二次的思考とは簡単にいうと物事の裏まで考えるということです。例えば、ご自身が白雪姫になったと考えてください。おばあさんがリンゴをくれたとしましょう。
- 一次的思考だと、「見ず知らずの優しいおばあさんが美味しそうなリンゴをくれた」と考えて食べちゃいます。
- 二次的思考だと「見ず知らずのおばあさんがリンゴをくれるということは、このリンゴに何かしらの仕掛けがあるに違いない。毒が入っている可能性もある。そして私を眠らせて、その隙におばあさんが悪いことしようとしてる」と考えてリンゴを断ります。
このように、オススメの本を人に聞いて読むと「良さそうな情報だからゲットしよう」と一次的思考だけを働かせて、内容を鵜呑みにして、半分以上忘れる・・・という効率の悪い学習法になります。二次的思考ができなくなるんです。
ちなみに、この手の人はテレビの情報も鵜呑みにしてしまいます。「テレビで言ってるから正しい」と考えちゃうんです。そして商品の「テレビで紹介されました!」の広告文句に引っかかって買うんです。(でしょ?)
対処法
対処法は簡単、オススメの本を聞かずに、間違った内容の本も含めて手当たり次第読むんです。そしてその情報が正しいかどうかを含めて二次的思考を巡らせるんです。最悪の内容の本に出会えたらラッキーです。(実はこの考え方も二次的思考から来るものです)そして、「なんでこの著者はこのように考えたんだろう?」「なぜこの情報を自分は否定してるんだろう?」「基準としている正しい情報が間違ってて、この著者が正しいのではないだろうか?」と考えるんです。そうすると情報処理能力がグングン上がりますよ。私は今年は平均1日3冊の本を読みますが、間違った内容の本を読むほど能力向上が実感できてます。
デメリット
これにデメリットもあるんですよね。それは
「かわいくない」
んです。
例えば、女の子にリンゴをあげて素直に喜ばずに、何か裏がありそうだな・・・という雰囲気だと可愛くないですよねw
まとめ
ま、女の子なら「かわいさ優先」でいいですけど。大人のギタリスト達は二次的思考を優先した方がいいと思いますよぉ〜。
お気持ち分かります。お忙しいですものね。だから、手っ取り早い方法で無駄を省いた情報ゲットしたいんでしょ?でも、それだと何でも鵜呑みにする薄っぺらい知識になりますよぉって意味です。
私はですねぇ、そんなお忙しい中頑張ってらっしゃる姿がとても素敵だと思っておりますよ!
さぁ!今日も元気にいってらっしゃいませ!
津本幸司
おまけ
私の本で練習してみてください。ディスってもいいですよ♫そして他の方の音楽理論の本を読んで二次的思考の練習してみては?他の本をディスっちゃダメですよ!^_^