一年の計
英語で一年の計のことをNew Year’s Resolutionと言います。現代ではこの英語はイヤミで使われており、1月1日に決めて1月15日にすでに諦めてしまう現象を指したりします。今年こそはと決めて足踏みをしてしまった1年・・・理由があります。来年の準備を今日始めましょう。簡単な方法があります。
①小さく始める
目標を決めたら大きくスタートしてしまう音楽家がいますが長続きしませんので、小さく始めましょう。「練習を頑張ろう!」と思っても1日1日に5時間練習してしまってはいけません。あえて1時間にしておきましょう。
②小さく増やす
目標を決めたらそれに向かってスタートしたらそれを加速するためにちょっとずつ頑張る量を増やして行きます。「練習を頑張ろう!」と思って1月1日に1時間練習したら1月2日は1時間1分、1月3日は1時間2分とちょっとずつ増やして行きましょう。ちょっとずつじゃないと無理することになりますよ。
③興奮しない
熱意は必要なのですが、興奮してはいけません。熱意は静かにフツフツと煮え立たせながら、表面上は冷静な雰囲気で1年の目標に取り組みましょう。なぜなら興奮すると冷めちゃって、それをさらに奮起させるの大変だからです。
④小さく成功
小さな成功体験を積み重ねるのを習慣化します。「新しいコードを一つ覚えた」くらいの小さな達成項目を成功体験として積み重ねます。
⑤記録する
手書きでノートに記録します。一日一文で大丈夫です。例えば「1月1日1時間練習、新しいスケールを1オクターブ覚えた」みたいな感じで上記の達成項目を記録します。
まとめ
上記のNew Year’s Resolutionへの対処方は、私自身1995年から続けています。これは私の案ではなく、師匠のトニー・ロビンズの師匠のジム・ローンの師匠のアール・ショアフ氏の教えです。4代目の秘伝のタレを5代目の皆さんに受け渡します。
来年ってもう始まってますからね。
年始はトータル・ギター・メソッドをスタートしませんか?
津本幸司