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【初心者ギタリスト必見】ギター・アルペジオ練習の3つの注意点

チョーキング入りのアルペジオ・フレーズ

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今回はチョーキング入りのアルペジオ・フレーズの注意点について解説します。

課題アルペジオ

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まずこのアルペジオを見て下さい。このフレーズはトータル・ギター・メソッドⓇに含まれています。トータル・ギター・メソッドⓇは12編で構成されており、その中のアルペジオ編の番号「A010」からブログで公開できる範囲として少量だけ抜粋しました。トータル・ギター・メソッドⓇ本編をお持ちの方は該当箇所をお読みになって、お手本動画を見て頂いてから以下の注意点をお読み頂くとより効果的に学習できるでしょう。尚、アルペジオ編は単体

トータル・ギター・メソッド〜アルペジオ編〜 (MyISBN - デザインエッグ社)

で書籍としてもお求め頂けます。

注意点①右手の小指の位置

縦移動が多いアルペジオではピッキングする右手を安定させる必要があります。小指をギターのボディに置く方が多いと思いますが、その位置があまり弦に近すぎると1弦を弾く時に手を極端に閉じる必要があります。ボディに「滑らせる」くらいが丁度いいでしょう。

注意点②ピッキングの方向

弦移動が多いアルペジオでは、オルタネイト・ピッキングにするとリズムが安定しやすい反面、インサイド・ピッキングとアウトサイド・ピッキングが混在して難しくなります。エコノミー・ピッキングにすると、弦移動が容易になる反面、リズムが取りにくくなります。どちらかに決めて反復練習するといいでしょう。

個人的に多くの方にオススメしている順序として、最初はオルタネイト・ピッキングで練習して、スピードに限界が来たと感じたらエコノミー・ピッキングに変更するのが良いと思います。私自身そのやり方でやりました。(ちなみにエコノミー・ピッキングに変更したのはテクニカル・ギタリストとしてデビューした2年後です。すべて練習し直しました)

注意点③浅く広く練習する

アルペジオをたくさん覚える必要があるのは私達のような指導者だけです。アマチュア、プロ問わずギタリストの方は、ご自身が使いやすいアルペジオを見つけて使うのが手っ取り早いです。そのためにはたくさんのアルペジオをサラッと知って、練習して、実践して・・・というのを繰り返すのがベストです。

もちろん、それを自動的に出来るようにプログラミングしたのが、トータル・ギター・メソッドⓇのアルペジオ編です。2,200円です。

トータル・ギター・メソッド〜アルペジオ編〜 (MyISBN - デザインエッグ社)

まとめ

以上【初心者ギタリスト必見】ギター・アルペジオ練習の3つの注意点でした。動画でも説明していますので、以下をご覧下さい。

津本幸司

演奏の注意点に関する他の記事はこちらからトータル・ギター・メソッドⓇ及びギター・メソッドⓇはエイジアンサウンド・インターナショナル・インコーポレーテッドの登録商標です。

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