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ギタリストがクラシックから学ぶこと「その7」

クラシックから

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ギタリストにとってクラシックってハードル高いですよね。でも学んでためになるものがたくさんあるんですよ。早速学んで行きましょう。

トータル・ギター・メソッドお客様の声

無限旋律

今日学んで頂きたいのは、この「無限旋律」。上記写真のワーグナーが考えたテクニックです。

実はワーグナーが嫌いなもの・・・それが「拍手」だったんです。「音楽家で拍手が嫌いってなんだよ?拍手喝采を浴びるためにやってんじゃねぇか?」って思いますよね。でもワーグナーは違ったんです。2、3時間のオペラの中で曲ごとにいちいち拍手が来たら、そこでストーリーがぶった斬れるから嫌いだったんです。だから、拍手ができないような工夫をしたんです。これが無限旋律です。

なぜ拍手が起こる?

なぜ拍手が起こるのか?それは素晴らしいからでしょう。ではいつ拍手が起こるのか?それは「ここがが拍手のタイミング!」ってところがあるからでしょう。では、そのタイミングとはいつでしょうか?それは「終わった感じ」のタイミングでしょう。ではいつ終わった感じになるんでしょうか?それはそのキーの主音で始まるトニックコードとかでジャーン!って鳴った時です。

だからこれをやめたんです。例えば、ドレミファソラシドッ!ソッ!ド!ジャーン!とかやっちゃうとドカンと拍手が来ちゃうので、ドレミファソラシドッ!ソッ!ファ〜シャープぅ〜〜ちろりろり〜んと静かになって、その音から次の曲が始まりそうな、まだ続きがありそうな、終わったような、始まったようなぁ・・・って感じにするとお客さんは拍手できなくなりますよね。これが無限旋律です。これにより連続性が維持できるというわけです。(この雑な説明を専門家が聞いたらぶっ殺されると思いますww)

トータル・ギター・メソッドのレビュー

応用方法

応用方法は簡単。曲の最後のジャーン!ってのを弾かずに、なんか次の曲のキーで静かぁに弾き始めちゃって次の曲につなげちゃえばいいんです。ま、拍手を拒絶するのもどうかと思いますけどねww。

トータル・ギター・メソッドの口コミ

まとめ

ギタリストの皆さんもワーグナーの無限旋律を応用してみてはいかがでしょうか?

トータル・ギター・メソッド評判

津本幸司

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 これに無限旋律いっぱい♫

ピッキングの深さが気になる人は「顎を削らないようにピッキング」すれば良い練習になるでしょう。