クラシックから
ギタリストにとってクラシックってハードル高いですよね。でも学んでためになるものがたくさんあるんですよ。早速学んで行きましょう。
序曲
今日学んで頂きたいのは、この「序曲」。イントロっていうかオープニング・テーマみたいなもんです。これはオペラが始まる前にオーケストラだけで演奏する曲を意味するんです。だけどモーツァルトの『フィガロの結婚』を始めとする有名なオペラでは序曲だけ演奏してもアリになってきたんです。そうなるとその後の作曲家は「オペラのための序曲じゃなくて序曲単品でも成立するようなやつ書いちゃえばいいじゃん!」という発想になってきたんです。これを「演奏会用序曲」って言います。またまたそのまんまですね!
例えば上記写真のチャイコフスキーなんかは大序曲『1812年』ってのを書いてます。これはナポレオンがロシア遠征した年をイメージして「やっつけ仕事で書いた曲」なんですけど分かりやすくて結構人気があります。
他にもブラームスの『大学祝典序曲』、ワーグナーの『ファウスト序曲』なんかが有名ですね。
応用方法
応用方法としては、なんかオペラのような、映画のようなものをイメージしてそれのオープニング・テーマを作曲する感じでいいんじゃないでしょうか?そして煮詰まった時にこれらの偉大な作曲家がどんな音楽を書いているかを聴き直すといいと思います。そして、本当の序曲はどんなのだろうとモーツァルトのオペラの序曲を聴くと勉強になると思います。
まとめ
ギタリストの皆さんも序曲を応用してみてはいかがでしょうか?
津本幸司
チャイコの1812を紹介しようと思ったらついでに私の好きなボロディンの「中央アジアの草原にて」ってのが入ってるのがあったので以下紹介します。おまけにブラームスの4番も入ってます。(ブラームスに失礼ww)
これは2,980円で面白いオモチャですので即買いでもいいと思います。飽きたら売ればいいし♫
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