速く弾くこと
ギターを手にしたら誰しもが超絶技巧プレイに憧れることでしょう。どうやったらあんなに速く弾けるんでしょうか?不思議ですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギターの速弾きが上手くなるたった1つの方法!が分りますよ。
結論
ギターの速弾きが上手くなるたった1つの方法は
6弦の半分をピックで触る。
これだけです。
6弦の半分とは
6弦の半分とは、6弦をニッパーでパチンと切ったとしましょう。そうすると断面が見えますよね。その断面は円形になっているはずです。その円周の上半分だけをピックで触ると考えて下さい。ではどの部分が上半分なのか?弦はボディに沿って張られていますのでボディ側、前側、上側、下側になります。その前側半分を上下にピックで触ると考えて下さい。
弾くのではない
上記の説明で繰り返し「ピックで触る」と申し上げてるのがわかると思います。そう、「弾く」んじゃないんです。この「弾く」という言葉がスピードを遅くするんです。「弾く(ひく・はじく)」という言葉が持つ印象というのが、弦にピックを深く潜り込ませて、グッと弦をしならせて弦のしなりにピックが耐えられなくなったら、ピックをずり落とすことで、弦を振動させようとしてしまいます。だから遅くなっちゃうんです。
擦るのではない
ここまで説明するとピックで弦を擦る(こする)人が出て来ます。これも違うんです。ピックには3種類の角度が付けられます。ピックの先をネック側やボディ側に向ける横向きの角度、ピックの先を上下に向けて地面に対して水平にしない角度、弦に対して水平にしない角度の3種類です。これら・・・どれを付けるのも間違いです。まずはボディに対して垂直、地面と並行、弦と並行に当てましょう。
例外だらけ
とは言うものの例外だらけなのがギター・ワールドです。速く弾くギタリストの代名詞でもあるイングウェイ・マルムスティーンなんかピックを斜めにして擦りまくってます。スウィープの生みの親であるフランク・ギャンバレはピックを寝かせまくってます。フル・ピッキング速弾きの教祖様であるアル・ディメオラなんかメチャクチャ深くピッキングします。でもですねぇ、あの方々は例外的な天才であるので、あの方々のフォロワーにならない限りは真似するのは危険です。
まとめ
ギターの速弾きが上手くなるたった1つの方法は
6弦の半分をピックで触る。
この推奨はあくまであらゆる方の最初の「速弾きスタート地点」になるように示したものです。上級者はあらゆるカスタマイズや自己流もありでしょう。でも壁にぶち当たったらここに戻るといいと思います。