好きなギタリスト
「あんなギタリストみたいに弾けるようになりたいなぁ」って思いますよね。でもレベル的に追いつけるはずがないので諦めがちです。これ簡単なたった一つの方法があるんです。知りたいですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、好きなギタリストっぽく弾くたった一つの方法が分りますよ。
方法
5分間そのギタリストの演奏を聴いてから弾く。
これだけです。
根拠
私達の耳や手の感覚ってかなり「おバカさん」でして、聴いてたら「それがあるべき音」と思い込んじゃうんです。で、自動的にその音になるように手が微調整しちゃうんです。リズム感もそう、聴いてたら「それがあるべきリズム感」と思い込んじゃって、手で自動的にそのようなリズムにしちゃうんです。フレーズ選びもそう。聴いてたら「これが正しい音並び、あるべき音並び」と思い込んで同じようなフレーズを弾いちゃうんです。強弱もそう。聴いてたら「これが正しい強弱のニュアンス」と思い込んでしまい、手が自動的にそんな強弱にしちゃうんです。
だからこの「おバカさん」の耳と手をうまぁく使ってあげればいいんです。
具体的に
具体的な方法を説明します。例えば私はジャズ・ライブを行う前に練習などは一切しません。変な先入観や自我が出てしまうからです。しかし、家を出る前にケニー・バレルと言う好きなギタリストを5分だけ聴いてから出発します。それによってその日のライブはケニー・バレルのような弾き方、ニュアンス、強弱、フレーズで演奏することができます。
フル・ピッキングでガンガン弾かなきゃいけないようなロック・ライブがあるなら、ポール・ギルバートやヌーノ・ベッテンコートを5分ずつ聴いてからライブに挑みます。
BGMのようにも使われるクラブでの演奏であればフュージョン風のグルーヴや「エゴを隠した差し支えなさ」が必要ですので、チャック・ローブを聴いてから演奏します。
自分の作品を演奏する場合は、自分の録音したアルバムを聴いてから演奏します。自分なのに?と思うかもしれませんが、過去の自分というギタリストは今の自分とは別者なんです・・・だからお客様が聴いていらっしゃる過去の自分に今の自分を変える必要があるんです。
まとめ
好きなギタリストっぽく弾くたった一つの方法とは、
5分間そのギタリストの演奏を聴いてから弾く
だけです。是非やってみて下さい。
津本幸司
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