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【ポイント!】正しいギターのストリング・スキッピング術

ストリング・スキッピング

今回はストリング・スキッピングの注意点について解説します。

フレーズ

まずこのフレーズを見て下さい。このフレーズはトータル・ギター・メソッドⓇに含まれています。トータル・ギター・メソッドⓇは12編で構成されており、フレーズ集は3つあります。「ブルース・ロック・フレーズ編」に100コンテンツ、「ジャズ・フレーズ編」に100コンテンツ、そして少し難易度の高い「アドバンス・フレーズ編」も100コンテンツ用意しています。このフレーズはその「アドバンス・フレーズ編」中の番号「D053」から抜粋したものです。実際のコンテンツは公開できませんので、ブログで公開できる範囲として少しだけ紹介しています。トータル・ギター・メソッドⓇ本編をお持ちの方は該当箇所をお読みになって、お手本動画を見て頂いてから以下の注意点をお読み頂くとより効果的に学習できるでしょう。

注意点①ハンマリングをゆっくり

ハンマリング・オンは一度ピッキングして、フレットを握り込む作業だけで弾けてしまうので、速くなり過ぎてしまいます。特にこのフレーズのように楽譜の見た目が「速い」フレーズは頑張って「急ごう」「速く弾けるところだけ速く弾こう」としてしまうのがギタリストの心理です。ゆっくり弾きましょう。

注意点②大きく跨がない

3弦から1弦にストリング・スキッピングする時に2弦を大きく跨ぐ行為、つまり弦から前側に大きく離してしまうと、その反動で1弦に深く入りすぎてしまいます。このフレーズでは3弦をピッキングしてから6連符2つ分の時間的猶予がありますので、余計に大きく跨ぎがちです。

注意点③ピックの角度を変えない

1弦から3弦へのストリング・スキッピング時は時間的猶予がありません。なんとか間に合わせようとするがあまり、1弦を弾くやいなやピックの上の面をボディ側に傾けること(ピックの角度を変えるとトータル・ギター・メソッドⓇでは言っています)で、間に合わせようとします。そうすると、なんと「その次のピッキングが遅れてしまう」んです。これでは本末転倒ですので、ピックの角度は極力変えないようにしましょう。いつも申し上げてるように、「スピードよりクオリティ優先」で弾きましょう。

まとめ

正しいギターのストリング・スキッピング術でした。動画でも説明していますので、以下をご覧下さい。

津本幸

www.youtube.com トータル・ギター・メソッドⓇはエイジアンサウンド・インターナショナル・インコーポレーテッドの登録商標です。

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