冬のカッティング練習
手を振るカッティングなんて冬に練習する気になれませんよね。でも
やらないわけにもいかない・・・でも痛めたくないし・・・どんな練習をすればいいんでしょうか?
心配無用です。
この記事を読んだら【冬にオススメ】カッティング練習3選!が分かりますよ。
ベスト1:リング・アウト
これはトータル・ギター・メソッド【カッティング編】の後半記載した上級者用の特殊なカッティングパターンです。カッティングといえばブラッシングでチャカチャカやりながらコードを掻き鳴らすイメージですが、このリング・アウトとは音を鳴らしっぱなしにすることを意味します。つまり左手は押さえっぱなしでいいんです。右手だけに集中できます。寒い冬、かじかんだ手であっちもこっちも押さえるのは大変でしょうからこちらでいかがでしょうか。
ベスト2:ダウン・アップ・ダウン
普通のカッティング・パターンに見えますが、ピッキングが特殊です。オルタネイトで振りつづけるのではなくて、ダウン・アップ・ダウン、ダウン・アップ・ダウン、ダウン・アップ・ダウン、ダウン・アップ・ダウン、ダウン・アップ・ダウン・アップになります。ホチキスの芯みたいなのがダウン・ピッキングのマーク、Vがアップ・ピッキングのマークです。速く弾けるようになることが目的ではなくて、思いのままにピッキングのコントロールができることが目的です。従って、ゆ〜っくり練習すればいいんです。寒い冬でも大丈夫ですよね。
ベスト3:ブラッシングとアクセント
なんてったってブラッシングとアクセントで右手がコントロールできればカッティングは極めたも同然。細かいフレーズは後からいくらでも追加できますので、左手が細かく動かないこの冬に右手の基礎を固めてみてはいかがでしょうか。アクセントを入れるのは2拍目と4拍目ですが、16音中2個を強く弾くと考えずに、アクセントを入れない14個を弱く弾くと考えるといいでしょう。
まとめ
トータル・ギター・メソッドのカッティング編には合計100個のカッティング・パターンを用意しています。単に私が知ってるパターンを100個並べているわけではありません。順に練習することで、技術はもちろん、グルーヴ、リズム、タイムも磨かれ、音楽の解釈も深まり、他の項目(リードを含む)も上達するようにプログラムしていますので是非ご利用ください。
津本幸司