冬の理論学習
どこにも行きたくない寒い冬。こんな時こそ家にこもってじっくり音楽理論の学習をしましょう。でもレベルによって勉強するべきことなんてまちまちなので自分が何を練習したらいいかなんてわかりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら【冬にオススメ】理論学習3選!が分かりますよ。
ベスト1:コードトーン把握
いきなりですが質問です。F♯m7♭5のコードトーンを言ってみて下さい。シンキング・タイム・スタート!
カッチ・カッチ・カッチ・ブ〜〜!
正解は「F♯・A・C・E」でした。
コード進行を見ながらコード一つずつの構成音(コード・トーン)を言う練習をして下さい。こたつに入りながらでもできますよ。眠れない夜にやると一瞬で眠りに付けますw
ベスト2:アヴェイラブル・テンション
いきなりですが質問です。キー=Gで、Em7が登場しました。アヴェイラブル・テンション(使えるテンション)は何でしょうか?
シンキング・タイム・スタート!
カッチ・カッチ・カッチ・ブ〜〜!
正解は「9thのF♯と、11thのA」でした。
会員様はお分かりだと思いますが、ダイアトニック・コードは2番目のコードの13thのテンションだけは例外ですが、それ以外は全てコード・トーンの半音上にあるテンションがアヴォイド・ノート(避けるべき音)であり、それ以外がアヴェイラブル・テンションですね。これを徹底的に覚えましょう。
ベスト3:キー・シグネチャー
いきなりですが質問です。キー=Eです。キー・シグネチャー(調号)に♯や♭はいくつつくでしょうか?そしてどの音に付くでしょうか?
シンキング・タイム・スタート!
カッチ・カッチ・カッチ・ブ〜〜!
正解は「♯が4つで、F、C、G、Dに付く」でした。
これはサークル・オブ・フィフスの表を丸暗記することで覚えられるのですが、どちらかと言うとサークル・オブ・フィフスの表を答え合わせに使う方がいいでしょう。
まとめ
トータル・ギター・メソッドの音楽理論編は私が2012年に書いたベストセラーの「サルでもわかる音楽理論(上下巻)」をギタリスト用に書き直したコンテンツです。そして何より少しでも不思議に思ったり分からなかったらすぐに著者の私に質問して頂けるんです。こんなシステムは他にないと思いますので、ぜひこの機会にご利用ください。
津本幸司