カッティング
パターンが多い・・・というか組み合わせ次第で無限に可能性が生まれてしまう・・・だれか選んで!
って思いますよね。もちろんトータル・ギター・メソッドのカッティング編では私が100個抜粋して順に練習するだけで満遍なく上達するようにプログラムしました。でも、手っ取り早く「今」練習すべきカッティング・パターン知りたいんでしょ?んも〜分かりました!
心配無用です。
この記事を読んだら、この秋にオススメのカッティング3選が分かりますよ。
パターンその①
カッティングはブラッシングが命です。ブラッシングとは譜例のXマークの部分であり、コードを押さえずにノイズとして「チャカ」と弾く訳です。この音がドラムで言うところのハイハットの役割になってグルーヴを生み出す訳です。
- 「ブラッシング音をしっかり!」
- 「ブラッシングを全弦弾くように!」
- 「ブラッシングのピッキングを素早く」
- 「ブラッシングのダウンとアップを均等に!」
などの指摘を毎週しています。ちなみにトータル・ギター・メソッドのフェイスブック・レッスンでは水曜日がカッティング集中日なんです。初心者の方も是非参加して下さいね。
パターンその②
カッティングでブラッシングの次に大切なのがアクセントなんです。アクセントとは特定の>マークが書かれいる音を「強く弾く」という意味です。でも、私達ギタリストがカッティングしている時はすでにある程度強く弾いてしまってるので、>マークの部分にアクセントを入れようとしても力んじゃうだけです。だからアクセント以外の部分を弱く弾くと考えるといいですよ。注意!「弱く」であって「遅く」ではありませんからね♫
パターン③
カッティングには大きく分けて2種類あり、それが「チャカ・チャカ・チャカ・チャカ」と弾くストレートのカッティングと、「チャッカ・チャッカ・チャッカ・チャッカ」と弾くスウィングのカッティングです。この譜例はスウィングのカッティングです。左上の(E9の右側)マークがスウィングを意味します。(実際にはシャッフル記号というのですが、ま、どっちゃでも同じなので、細かいこと気にしない、気にしない♫)単純に往復で右手を動かすのではなく、ダウン・ピッキングした後に少し待ってからアップ・ピッキングすることになるので、ちょっと練習が必要です。
まとめ
この芸術の秋に新しいカッティングにトライしてみてはいかがですか?上記のカッティング・パターンはトータル・ギター・メソッド【カッティング編】のF015,F018,F041から抜粋したものであり、本編に注意点やオススメのテンポを記載しており、私が動画でお手本を弾いてます。さらにいつでも分からないことがあればフェイスブック・レッスンの質問スレッドから聞いて頂けますので独学で悩まずに是非ご利用下さい!
津本幸司