この動画
こちらの動画でも述べましたが、(該当時間から再生されます)
「リズムギターやカッティングを弾くときは右手は脱力した方が良いのでしょうか?」
という質問を世界中からされます。これどう答えると思いますか? 私は毎回世界中で「この質問者は何と答えて欲しいんだろう?」と不思議に思います。
お知らせ
音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
例えば
もしかしたら「ギターは脱力するべきだ」と言い切って欲しいのでしょうか?
もしくは「ギターは脱力するな」と言い切って欲しいのでしょうか?
どちらもおかしいのです。
おかしいのはこの質問が出てくる経緯なのです。恐らく、どこぞの自分より上手いギタリストに「脱力」に付いての話を聞いたのでしょう。自分から探したのかも知れません。
「ギターは脱力」という言葉を発する人を避けて
言い切ります。
「脱力」という言葉を使うギタリストを見かけたら問答無用で逃げてください。LINEやメールを交換したらその言葉を聞いた直後にブロックしてください。
私自身、10年指導したセミプロのギタリストが昨年末「脱力」ということばを使ったので、私の移住を理由に破門にしました。一言で人脈カットの言葉が「脱力」です。
答え
まず結論を先に述べると、身体的特徴による、演奏内容による、環境による、楽器による、アンプによる、レベルによるとしか言いようがありません。
この答えを言うと「自分は175センチの平均的な体型の日本人で、ロックギタリストで、夏場の日本でフェンダーのストラトキャスターと、ツインリバーブアンプを使用している、中級者です。リズムギターやカッティングを弾くときは右手は脱力した方が良いのでしょうか?」
と質問されたりします。つまり「条件による」といった「条件」を指定しているのです。
しかし、演奏を聴いて、そのギタリストがどのような演奏を目指しているのかが分からないと助言すらできません。
脱力という言葉がダメな理由
力を抜いてはいけません。身体動作を使って演奏しているときに脱力して筋力をニュートラルな状態にすることはないのです。「力を弱める」のと「脱力」では全く意味が異なります。
顔で言うならしかめっ面は力が入りすぎで、普通の顔が力を入れ過ぎていない状態です。脱力とは、口を開けて、舌出して、よだれ垂らして、鼻水垂れ流してるような状態だと考えると分かりやすいでしょう。
まとめ
動画は未成年が見ている可能性があるので、このような攻撃的なことはいいませんが、このブログは大人のギタリストしか読んでいないので、勝事記に書きます。
(動画のコメント欄に書かないでねww)
まともな力の要れ具合はトータル・ギター・メソッドⓇで徹底指導しています。