50歳になると
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音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
流石に50歳になるギタリストはある程度色々なコトを知っているでしょう。自分の趣味も固まっているでしょう。色んな失敗も経験したことでしょう。後進に教えてあげればいいのです。そして教えてあげるために勉強と練習をするのが最適です。
例えば
例えばペンタトニック・スケールで考えてみましょう。50歳のギタリストならある程度の数のポジションを把握していることでしょう。いつどのペンタトニック・スケールを使うかも知っているでしょう。そして、どのペンタトニック・スケールのどのフレーズが得意で好みに合うかも知っており、逆に苦手なポジションや嫌いなポジションもあるでしょう。
これを「上手く」教えて上げられるように『練習』してください。
良い例
もし自分が、6弦5フレットから始まるAマイナー・ペンタトニック・スケールの王道フレーズをたくさん知ってて、1ポジションに留まっているにも関わらずバリエーション豊かな演奏が可能だとしましょう。その場合は
「例え私みたいに1ポジションに留まっていてもある程度バリエーション豊かな演奏も可能ですよ。こんなフレーズやあんなフレーズもありますし、こんなコード進行でも、あんなコード進行の時にも合いますよ。他のポジションも覚えたらもっとバリエーション豊かになるでしょうね。」
という感じで教えます。若い後進達は大変参考になるでしょう。
悪い例
私が50〜55歳のギタリストで最も「うっわ・・・これってただの老害じゃん・・・情けな・・・」と思うパターンで、アルアルなのが
「いいか〜ペンタっつーのはな、いいか〜よく聞いとけよ〜、ワンポジだけでやるのが本物なんだ。意味分かるか〜?な!分かるよな!俺なんて50年間ここから手を動かしてないんだからな、それでも十分やっていけるんだ。俺が生き証人だろ?」
という感じです。もう上からモノ言うし、押しつけがましいし、意味不明な略語作って若者と話そうとしてるし、自分があたかも成功例のようにいってるし、この上なく恥ずかしいですよね。そして、周りの50〜55歳にいるでしょ?こういうギタリスト・・・あ、あなたでした?し、失礼・・・
まとめ
どのように教えたら本当の意味で後進の役に立つかを考えて教える練習をすれば、どの分野のどの方面のどの方法がどのように役立つかが見えてきます。そして、真の意味で音楽家としてギタリストとして生きてきた「意味」が残せるのです。かわいそうな老害ギタリストにならない最後の分岐点です。
おしまい♫
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マレーシアでの生活はスレッズにて
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