60〜65歳ギタリスト
結構ギタリスト人口が多いのが60〜65歳です。1960〜1965年生まれで青春時代を1970〜1975年のロック時代に過ごした人々です。
時代をまとめて
1970年代以降に生まれた若者(?)には分からない本物のロックやジャズの時代を経験しています。この時代がどんな時代だったかはネットで調べれば分かるのでまとめる必要はありませんが、この時代に青春を過ごしたらどのような音楽的感性になるかというのを後生に残すために堂々と自分が好きなスタイルに傾倒してください。
師匠達
私の師匠も1958年生まれです。彼が30代の頃、19歳の私に毎日のようにトニー・アイオミが、リッチー・ブラックモアが・・・と、話していました。4,5歳上のスティーヴ・モーズや、スティーヴィー・レイ・ヴォーンは根こそぎ真似してました。師匠が自分が好きなギタリストに影響を受けて、自分の音楽への吸収していく様子をリアルタムに見ていると
「うっわ!このように音楽家って作られていくんだ!そして、作って行くんだ!」
と、分かりました。
吸収方法を残して
60〜65歳のギタリストのパクリ方、吸収の仕方が今のネット世代とは全く違うのです。良い意味で、未完成な聴音能力、未完成な技術、未完成な音楽的知識のおかげで全く新しいものができます。私の師匠や私などの音楽教育を受けてしまったギタリストには真似が出来ない「間違い」から生まれる産物があるのです。これを量産する練習をしてください。
トータル・ギター・メソッドⓇ会員様にも
トータル・ギター・メソッドⓇにはフェイスブック・レッスンというのがあります。様々な年齢の方が毎日投稿して下さってます。毎日異なるテーマで10秒ずつ投稿するのですが、やはり60〜65歳の方の発想は70年代生まれた私には真似ができません。当然音楽的、学術的な分析はできるのですが、「どうしてその発想に至ったか」というのは時間という壁に守られているため分からないのです。
具体的に
私が60代のクライアントにお勧めしているのは、とにかく短くてもいいから自分が好きな演奏を録音・録画して、残しておくことです。非公開のSNSアカウントで自分のメモ程度でいいので大量に生産してください。これ・・・ものすごい宝になります。
音楽史
数千年の音楽史を勉強すると、音楽史上の宝物は得てしてこのようなメモの蓄積から生まれています。カール・オルフの『カルミナ・ブラーナ』も元は不良学生の悪口メモの蓄積の発見から生まれたのです。
まとめ
60〜65歳のギタリストの感性は今、そのままで宝物です。是非、私達にご指導ください。難しいコトをしなくて大丈夫です。好きな音楽を、好きな演奏を、そのまま記録し続けてください。
全ての世代の音楽家、ギタリストを応援しています。アートと共に生きる素晴らしさを共に感じましょう。
是非、雑談でもしましょう。公式LINEから20分の面談受付中です。
音楽家コーチングはnoteに引っ越ししています。是非ご覧下さい
マレーシアでの生活はスレッズにて
音楽家として生計を立てたい方用に公式ラインを作りました。毎週日曜配信です。
以下の本を宜しくお願い致します。