スケール
スケールと一言で言っても様々な種類があります。そして、弾き方があります。さらに、個性と捉えていい弾き方、クセと捉えていい弾き方、真似すべき弾き方、真似してはいけない弾き方など様々です。
この記事ではスケールの弾き方が参考になるギタリスト5選を紹介しますので、参考にしてください。
お知らせ
音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
①アル・ディ・メオラ
オルタネイト・ピッキングはこの方です。
アメリカの高校を飛び級で卒業して、1993年にバークリーの入学が決まって、ぼけ〜っと日本の高校に暇つぶしで通っていた頃、このビデオを今は亡きお袋と一緒に見ました。
「このおっちゃんが大学の先輩になるねんでぇ」
「この人ハゲてはるなぁ、お金持ってんねんからも〜ちょっと上手いこと隠したらえ〜のになぁ・・・へ〜こんなんが上手いギターなんか、せやけど、ガチャガチャうるさいなぁ、コージはもうちょっと優雅に弾かなあかんなぁ」
内心、恐れ多くもアル・ディ・メオラ様になんてこと言うんだ・・・と思いましたが、素人目にそのように映ってるんだというのが今でもトラウマです。
そのピッキングが1：11がその時でした。以下、その時間から再生されます。
1994年のバークリー音楽大学時代に1メートルの距離でかぶりつきで見ましたが、信じられないスケールの弾き方だったことを覚えています。オルタネイト・ピッキングでこここまで正確に強弱をコントロールできるなんて信じられませんでした。すれ違いざまに王様にひれ伏すように挨拶をしてしまいました。
②フランク・ギャンバレ
エコノミー・ピッキングといえばこの方です。
1995年の正月に一時帰国して、お袋に見せたビデオです。
「俺なぁ、この人みたいに弾こうと思てんねん」
「せやけど、この人太ってはるなぁ、胸毛ぼーぼーやん。コージはもーちょっと綺麗にしとかなあんで」
い、一般の人ってそういう所が気になるんだ・・・といまだにトラウマです。
しかし私はエコノミー・ピッキングに釘付けでした。以下その時間から再生されます。
youtu.beアメリカで幾度となくライブに行きましたが、
「バ、化け物・・・」
そんな言葉しか出ませんでした。
そして、エコノミー・ピッキングを諦めました。こんな人がいるなら絶対に越せないと思ったからです。そしてオルタネイト・ピッキング専門に変えました。
ただ、1997年にデビューしてチヤホヤされた後にこれではいけないと思い、2001年にもう一度このビデオを見てエコノミー・ピッキングに変更しました。
③パコ・デ・ルシア
指弾きと言えばこの方です。
1996年に大学の大ホールにギター一本、マイク一本、スポットライト一つだけで2時間のライブをやってました。ビデオで見ると「へ〜うまいな〜」くらいですが、生で見ると神と出会った気になりました。この世の演奏ではありません。
以下のビデオは私が見たものとは異なりますが、最強のフィンガー・ピッキングの場所から再生されます。
youtu.be上記三人のどれかに生まれ変われるとしたら、ダントツでパコ・デ・ルシアに生まれ変わりたいです。
まとめ
王様、化け物、神・・・どれがお好み？
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あと、こんなん書きましたけど・・・
