プロ・ギタリストになる方法
毎年11月に30名限定で「プロ音楽家になるためのセミナー」を開催しています。今年はコロナがあったので先日7名だけで実施しました。5時間のセミナーですが、この中で小さな1つのアイデアはブログでもシェアできるので書こうと思います。
それは
プロ・ギタリストになるにはウソから始めるのがベスト!
ということ
どういうことか
英語でこういうことわざがあります。
Fake it until I make it.
雑な訳をすると
「ホントにゲットするまでゲットしているフリをしろ」
と言う意味です。
根拠
「ブリーフ・システム(信念)が事実を生む」という科学的根拠もあるのですが、よく使われる例として、以下の事実があります。ロジャー・バニスターという陸上選手は1マイル4分の壁(人間では不可能とされてた)を破った(3分58秒)イメージを頭に叩き込んでホントに自分がそれをやり遂げたと思い込んで毎日練習して試合でホントに3分58秒で走りました。
「ま、こういう人は特殊でしょ・・・」と思っちゃう気持ちも分かりますが、まずは「完成形をイメージして本気で思い込む」ところからスタートってことです。
脳はスーパー・コンピューター
人間の脳くんって「スーパー・コンピューター」なんですよねぇ・・・だけどアホなんです(どっちやねん!)
どういうことかというと、人間の脳くんが「アホ」なのは事実と想像の区別が付かないんです。だから「ウソ」を思い込むと脳くんは「へ〜、自分ってそうなんだぁ〜やったぁ〜」って思い込みます。で、スーパー・コンピューターなので、自分が思い込んだまんまに活動してしまう。そしてその想像が事実になってしまいます。そしてその時に脳くんは「へ?事実になったって何が?前から事実じゃん?」みたいな感じで考えちゃうんです。
スポーツ選手が物凄い偉業を達成したのに「そこまで嬉しそうにしてない」のってそれなんですよね。
まとめ
思い込みましょ・・そう、ウソを!
皆さんはどんなウソから始めますか?
「俺って世界のスーパースター!」
でしょうか?
「私って女の子バンドの人気者!」
でしょうか?
たくさんのウソを語り合いましょ♫
ちなみに
私はISMギタリスト養成所というプロ・ギタリスト育成機関を運営していますが、このビジョンを持ってない人は入所不可なんです。だから、これだけ有名なプロがドンドン生まれてるんです。
津本幸司