ギターの音作り
ギターの音作りの説明をしますので、エレクトリック・ギターの方限定です。
「良い音」
まず、「良い音」というのは存在しません。「良い」の定義がないからです。だから、「良い音」を人に強要している人は教養がない人と思って良いでしょう。楽器店で言われたら「オマエにとっての良い音であって、万人にとっての良い音ではありませんよね? データ取れてるんですか?」とソクラテス的(ひろゆきさん的)に訊けば店員は黙り込みます。
「カッコイイ音」
そして「カッコイイ音」も存在しません。人によって感じ方が異なるからです。ローがめちゃくちゃ出てる音をカッコイイと感じる人もいれば、ハイが出過ぎている音をカッコイイと感じる人がいるからです。だから、「カッコイイ」と言う人は別に良いのですが、「カッコイイですよね?」と訊く人はアホだと思って大丈夫です。そこは同意のしようがないからです。
本題の音作り
つまりは、自分が「カッコイイ」と思っている音が分かって、その音に調整できればカッコイイ音作りができるわけです。
方法
方法は
①自分がカッコイイと思っているギターの音単体が鳴っているセクションを切り抜いて
②繰り返し聴いてください。
③そして、グラフィック・イコライザーを用意してください。
以下のような安価の物で大丈夫です。
もしくはアプリやソフトでも無料でたくさん出回ってます。
④特定の周波数を極端に上げ下げして、自分のカッコイイから外れるかどうかを確認してください。
10キロHzを12デシベル上げ下げしても、恐らく好みにはそこまで影響しないと思います。でも、2キロHzを3デシベルでも上げ下げするとかなり好みに影響します。こういうのを調べてください。
⑤自分で音を適当に作って弾いてください。
⑥この時点で自分が好みでなかった周波数の変化の部分を補正する耳が出来上がってるので、イコライザーでその部分を補正してください。
まとめ
イコライザーは、「イコライズするもの」という意味です。イコライズとは同一化、平準化という意味です。自分の基準と同一化、平準化させるのがイコライザーなのです。
ちなみに自分の趣味を探すこの作業は1年かかります。
そして、耳も鍛えられて、聴力が衰えて、好みが変わるので3年に1度やらなくてはいけません。私なんて毎年というかずっとやり続けています。だから・・・「なんとなく」できるんです。