スケール
スケールとはドレミファソラシドのことです。このスケール練習ばかりするギタリストって多いですよね。
なぜなんでしょうか?分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストがスケール練習ばかりする理由が分かりますよ。
目次
結論
時間的選好と社会的選好にやられちゃってるから
以上です。
時間的選好
どちらを選びますか?
①今日もらえる10万円
②来年の今日もらえる20万円
ほとんどの人が①を選んじゃいます。どう考えても②のほうがお得なのにね。
じゃ、これは?
①すぐに上手く弾けた気になるスケール
②来年には本当にすごく上手く弾けるようになるアルペジオ
ほとんどの人が①を選ぶからスケール練習ばかりしちゃうんです。
「今」とか「すぐ」とかを重要視しちゃうのが人間の心理なんですよね。これが時間的選好です。
社会的選好
どちらを選びますか?
①多くの人が10万円を受け取ってる場所に行く
②あまり人が行かない20万円もらえる場所に行く
多くの人が①を選びます。どう考えても②がお得なのにね。
じゃ、これは?
①話題沸騰中のスケール本
②人気のないけど上手くなることが分かってるアルペジオ本
多くの人が①を選びます。
みんなと同じことしたら安心ってのがあるからです。アルペジオ練習したらみんなより上手くなることは分かってる。そして、もしみんなと同じことしてたら、みんなと同じようにしかならないのが分かってる。でも、心理的な安心を求めちゃうんです。これが社会的選好です。
しょうがないこと
この2つにやられちゃうのはしょうがないことなんですよねぇ・・・。分かってるのにやってるわけですしね。そうなりゃ、売る方もスケール本ばっかり売りますよね。私もたくさんスケール本を出しました。
アルペジオ本も出してるんですけどいまいちです。ま、当然のことなんです。どんなに必要性と重要性を語っても無駄なんです。過去にも「アルペジオの方が効率いいから!」「スケール本2200円よりアルペジオ本2200円の方が価値があるから!」「自分で立証済みだから!」と何度も語りましたし、制作時間もスケール本の5倍くらいアルペジオ本に掛かっています。でも、売れないんです。
売るっていうと「儲けようとしてる」感じがしますが、1冊200円しか入ってきませんので、お金の問題じゃないんです。練習して欲しい・・・それだけなんですよね。
考えた対処法
もちろんこうなることは書籍発売前から分かってました。対処法として「無理矢理セット販売したら練習してもらえる」と、トータル・ギター・メソッド(TGM)にまとめたんです。TGM会員様が上達してるのはこのセット販売の恩恵なんです。もちろんこのTGMは私自身の会社も儲かりますので、非常に助かります。ウィン・ウィンだと思ってます。(思って下さい!)
まとめ
ギタリストがスケール練習ばかりする理由は時間的選好と社会的選好にやられちゃってるから。
さあ!大人のギタリスト達よ!今日帰宅したら何を練習しますか?
声をそろえて「スケール!」って言わないで欲しい(苦笑)
ま、ちゃんとまんべんなく練習できるようにプログラムしてますからご安心下さい。
今日も元気にいってらっしゃいませ!
津本幸司
おまけ
「わしゃ、神様じゃ。TGMを持ってない?よかろう。では、そちがポチりたいのは以下のどちらじゃね?」