ギター初心者
夢と希望に溢れるギター1本目を買ったギタリストが聞いてはいけないことを言いますので、この記事をお読みになるような意識の高い音楽上級者ギタリストは、上手く初心者ギタリストの耳に入れないように工夫してください。
①9割が1年で挫折
お分かりのように9割が1年で挫折します。だから初心者用の楽器が売れるんです。始めやすい、でも挫折しやすいんです。これを初心者が知ってしまうと「どうせ自分も」というイメージが定着するのでさけてください。
②ギター指
カエルのように指先だけポコンと膨らむような指になります。男性も女性も片手の指だけブサイクになります。これを避けようと練習すると下手になります。ネイルも工夫が必要です。ノバしたりできませんしね。これを知ると女性ギタリストはほとんどがイヤになるので黙っておきましょう。
③同類がダサい
駅でギター持ってる大人を探してください。100%ダサいオッサンです。なぜか、ちゃんと音楽やってる人はギター持ち歩いたりしないのです。誰かに持たせるか、場所を持ってるか、トランポ(音楽機材運搬)に任せてるかです。だから、「同類はダサい」と思い込んでしまうのです。見せないようにしましょう。
④飽和状態
ギターが上手いひとなんてごまんといます。少し弾けたぐらいでなんの自慢にもならないのがギターワールドです。これは努力と労力に見合わないので、辞めたくなるんです。だから、初心者は承認欲求を細かく満たしてあげる必要があります。
⑤ゴミ講師だらけ
世の中にはすごく上手くなったギタリストがたくさんいます。当然、ギタリストは飽和状態ですので、食べていくことはもちろん、目立つこともできません。行き着く先は指導です。普通の指導ならいいのですが、初心者専用の指導となると99%がゴミ講師です。これを初心者が見抜くのは至難の業・・・だから、ゴミ講師に支持しないように気を付けてあげてくださいね。
まとめ
初心者は誰と付き合うかで決まる・・・という1980年代の話を私は忠実に守り、ヨーロッパ、ロス、ボストンと渡り歩きました。ただ、現代はネットでゴミアクセスが容易過ぎるんです。
ご注意を。
津本幸司
初心者のようにこのような教材を作りましたので、先生方の参考になれば嬉しいです。
以下書籍もどうぞ教材にご利用ください。