質問頂きました。
「僕サラリーマン・ギタリスト3年目なんですけど、今死んだら納めた年金もったいないですよね?子供も生まれたし、納めるの結構きついんですけど・・・」
うそ?!子供までいるサラリーマン・ギタリストが自分が死んだらいくらもらえるか分かってないなんて・・・と、思って、他の人数人に聞いたら、やっぱり分かってなかった・・・こういう人が不要な民間の生命保険入っちゃうんですよね。ぼったくられて終わるパターンです。当然それを営業チャンスと考えてるのが保険営業マン。生命保険のついでに意味不明な医療保険特約付けられて、ついでに積み立ての売り文句に引っかかって蟻地獄に落ちちゃうんです・・・
そう、あなたです。
でもですねぇ・・確かに数字が苦手な人には分からないようになってるんです。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストが死んだらいくらもらえるか分かりますよ。分かりやす〜くします。
目次
結論
国がこう言ってます。
①お子さんの存在を知って
「おまえ子供2人もおるのに死んだんかぁ。じゃ毎月10万円やるわ」
「え?そこのおまえって子供3人いるの?そした毎月11万円やるわ」
「あ、そんでおまえは子供1人しかおらへんねや。やったら毎月8万円で足りるやろ」
②奥さんの存在を知って
「ごめんごめん、奥さんもおるんやったな。さらに毎月4万円ほど出しとくわ」
③奥さんの年齢をしって
「あ、奥さん65歳なんや!高齢やな!えらいこっちゃ。そしたらな、さらに上乗せで毎月6万5千円出しとくわ」
「そっちのおまえらのところは奥さんが40歳から65歳のまぁ中高齢・・・ってゆ〜たら怒られるかもしれへんな。ま、せやから上乗せするのは5万円くらいで許しといて」
以上の3段階で、死んでも年金としてご家族がもらい続けられます。年金事務所から感謝状もらえないかなってくらいシンプリファイしました。
本気なら
本気で計算したいなら計算すればいいですけど、大きく変わりませんよ。面倒だから聞いたんでしょ?一応計算方法を記します。変わるのは②の奥さんがもらえる分なんです。
年収 x 勤続25年 x 0.005481 x 0.75 x 0.084
この5つの数字のかけ算で毎月もらえる金額が分かります。年収は適当に平均額でオーケーです。勤続年数に関してはなんと10年未満は25年で計算していいというボーナス・ルールがあるんです!だから25年でオーケーです。後の数字はおまじないと思ってください。計算したら年収400万円の人は毎月3万4千円、500万円の人は4万3千円です。
具体例
私の場合で考えると
①は子供が成人してるのでもらえません。
②は私は月々の給料が8万円、つまり年収が96万円なので毎月8千円もらえます。
③は妻が中高齢なので5万円もらえます。
①+②+③=毎月6万円ほどです。
私のような低額所得者でも6万円ですから、通常のサラリーマン・ギタリストならもっともらえますね。ご自身で①+②+③を足し算してください♫
大事なことは
大切なのはもらう金額じゃなくて、この手の年金とは保険とかの制度を細か〜く勉強することです。なぜならば冒頭にも述べたように、知らないと「そこを狙って儲けようとしてくる悪徳業者のターゲットになるから」です。
まとめ
大人のギタリスト達よ!個人の知識で、自分で自分の資産を守る時代なんですよ。頑張って勉強しようではありませんか!
私はね、頑張るサラリーマン・ギタリストが大好きです。心から応援しておりますよ!
今日も元気にいってらっしゃいませ!
津本幸司