才能
上手い人の演奏聴いちゃうと「自分は才能がない・・・」と落ち込んじゃいますよね。お気持ち分かります。私も未だにそう感じる毎日です。こんな時にこうすればいい!ってのがあるんです。知りたいですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストが才能がないと感じたらこうすればいい!というのが分かりますよ。
目次
結論
理論武装で戦略型を目指す
これだけです。
事実1994
何度も雑誌で語りましたが、実際1994年にバークリー音楽大学でジョン・フィンの演奏を聴いて「こうなりたい!でも才能がない」と衝撃を受けたのを覚えています。そして理論武装と戦略型になる決意をしました。天才ではないので、地道に勉強をしてその努力が蓄積されて力になっていることを感じられるようになればいつか天才と同じ戦場で戦えると思っていました。もちろん、戦いとか勝ち負けの世界じゃありませんけどね。
そりゃ叩かれることもありましたが、確実に「現金」は頂くようになりました。1996年には敵をたくさん作ってしまい「学生ビザで入国したのに稼ぎ過ぎ」た理由で米国から強制送還させられかけたのはご存じかもしれません。(後に、バークリーとブロードウェイが米国に必要な特殊な人間として証明してくれて無事だったのも一応知らない方のために書いておきます)
ウンコする度に考える
ホントかどうか知りませんが、武田信玄がトイレの中で戦略を考えてたってのを高校生の頃に聞いたことを思い出し、アメリカでは音楽の戦略はウンコする度に考えてました。どんな音楽家を目指そうか、テーマは①宇宙か②心理か③潜在意識か④歴史か⑤シルクロードか、スタイルはジャズかロックかフュージョンか・・・などです。ウンコは一日一回以上するので、都合良く現在の巷で言われる「イフ・ゼン・プランニング(こうなったらこれやる)」という「習慣化する習慣」が身に付いていました。厳密には「ウンコ・ゼン・プランニング」ですが。
ちなみに
ちなみに日本史は詳しくないのですが、そういえば武田信玄も理論武装で戦略型ですよね。織田信長のような天才型ではないのが分かってたんでしょうね。卑怯と言われようが結果がすべてって感じのアメリカンな思考も、死後の身内のことまで考えてる計画性なんかもジョージ・ルーカスが惚れたところですよね。上杉謙信のような優しく信頼できるライバルがいて、国レベルでのイジメにあったら塩を送ってもらい助けてもらってるところなんか私も共感できます。
まとめ
ギタリストが才能がないと感じたら理論武装で戦略型を目指してみませんか?これの最大のメリットって「何歳からでも始められる」と言うことなんです。若造よりも年配のギタリストの方が人生経験も音楽経験も豊富ですから有利ですよ。
さあ!大人のギタリスト達よ!もはやプロとアマチュアの境目がなくなった昨今です。私達は大人のギタリストとして一括りになります。私も含めて才能のないギタリストは理論武装で戦略型で行こうではありませんか!
大人のギタリスト達を心から応援しておりますよ!
本日もお仕事頑張って下さい。いってらっしゃいませ!
津本幸司