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ギターのピックの持ち方【永久保存番】その③

正しいピックの持ち方 その③

津本幸司 ピック

津本幸司 ピック

正しいピックの持ち方を12名のギタリストに協力いただいて紹介する記事の続きです。1〜3人目の記事はこちら。4〜6人目の記事はこちら。

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7人目のギタリストの場合

こちらのギタリストは非常に特殊なテクニックをお持ちのギタリストです。ストランドバーグというファンフレットのギターを見事に操ります。毎日演奏を聴いていますが、マティアス・エクルンドやロン・サールを彷彿させる音の選択で、ピッチの揺れがまるでずっとアーミングしているかのような綺麗な波打つ変化です。この人の演奏を私が毎日「すごいですね〜」と、10秒で聞き流すのはもったいないくらいです。たくさんの人に聴いて頂きたいですし、他のギタリストもお金を払う価値は十分あると思います。このようなテクニックをお持ちのこのギタリストがどんなピックの持ち方をしているか・・・・・・私も知りたかったのです。正誤はありません。この持ち方だからあのスゴいプレイができるのでしょう。親指の先端でピックの中心を押さえて、人差し指の先端でピックの真ん中を押さえている、なるほど。これだけは皆さんこの方の演奏を一度聴いてください。

8人目のギタリストの場合

写真の説明はありません。写真の説明はありません。
このギタリストは一度お会いして同じ演奏会に出席したことがあります。一緒に演奏し分けではありませんが、間近で見ることができました。深くピッキングしているようで、細かい音の制御が行き届いている不思議なピッキングでした。やはり、浅めに持つ、つまりピックの先をたくさん出しているのがポイントなのでしょう。コードでハードヒットしているようでも、聴いた印象ではマイルドにサラッと弾いている感じに聞こえます。グッと握り込んでいるように見えますが、手首でピックの倒し具合もコントロールしておられます。これらの制御ができるのならこのような持ち方がいいでしょう。

9人目のギタリストの場合

写真の説明はありません。写真の説明はありません。
この方は現在兼業ギタリストでいらっしゃいますが、演奏はバッチリのプロレベルです。マインドセットさえ整えば確実にプロになれると毎回思っています。このような才能のためにセミナーを開催しているようなものです。ライザップのように結果にコミットすれば完成です。しかも!持ち方もご覧ください・・・・・・これで完璧で理想的です。
しかし、少し注意点としてこの方も長身でいらっしゃいます(お目にかかったことはありませんが、ギターを弾いている胴体との比率を見ると恐らく長身だと思います)。そして手も細くて大きくていらっしゃいます。だから軽ーく持っているように見えますが、しっかりグリップしておられるのがポイントです。手の小さな方がこの感じでふわっと持つとピッキング時に滑り落ちるかもしれません。
 
この力の入れ具合というのは単位がないので、取り入れようがないのですが、リードギター・リズムギターの両方で「そう!その力の入り具合!」というのが見付けられたらオーケーです。この方はそれが見つかっているのでしょう。是非この力具合はご本人に教わってください。私も教えて頂きたいです。

トータル・ギター・メソッドお客様の声

まとめ

トータル・ギター・メソッドⓇのフェイスブック・レッスンにて毎日確認している上記の方々のピッキングですが、もし、何かしらのテクニックで「あ、この時はこうした方が」というのが出てきたらすぐに修復案を提案しています。9割型正しいピックの持ち方でも、「この場合は」というのがあるのです。これはたくさんの演奏を聴かせてもらえないと分からないのです。是非まだトータル・ギター・メソッドⓇをお求めじゃない方はご利用ください。

トータル・ギター・メソッドお客様の声 

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スケールを一緒に練習して下さる方は2時間30分私と一緒にやりましょう!以下からどうぞ。

www.udemy.com