フルアコの弾き方
ジャズなどで使われるフルアコ・ギターのリードの弾き方ってよく分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだらフルアコのリードの弾き方が分かりますよ。
6割の力で
フルアコって、エレキやアコギのように力強くピッキングするとあまり綺麗な音が鳴らないんです。イメージではありますが、だいたい6割くらいの力でピッキングするといいでしょう。そしてアクセント入れたい時は8割くらいの力を入れて、弱いニュアンスを出したい時は4割くらいの力にすると考えると、良い目安になると思いますよ。
擦らない
ピックを深く当ててスクラッチ音と共に「ギャン!」と弾く方法・・・スティーヴィー・レイ・ヴォーンなどのテキサス・ブルースなどには使える方法でも、フルアコには不向きですね。ピックはどんなピックでもよくて、特に深く当てるのも大丈夫なのですが、とにかくスクラッチ音を鳴らさないことが大切です。フラットワウンドとはいえ若干のギザギザがあるので、そのギザギザを擦らないようにするといいでしょう。
ダウン・アップを均等に
特にフルアコに限ったことではないのですが、ピッキングのダウンとアップを均等にしましょう。ピックをしならせることによって強弱を付けたりする場合に、ダウンとアップでしなり具合が変わると均等になりませんので注意して下さい。
ハンマリングとプリングをしっかり
フルアコで歪ませるというのは稀でしょう。ほとんどの場合がクリーンだと思います。さらに上記のようにピッキングを弱くしていますので、ハンマリング・オンやプリング・オフをすると音が消えてしまいがちですので注意して下さい。
まとめ
いかがでしょうか。フルアコのリードの弾き方でした。トータル・ギター・メソッド本編のジャズ・フレーズ編にはジャズ・フレーズを100個ご用意しています。さらなる上級者の方のためにアドバンス・フレーズ編と称してさらに100個難易度の高いフレーズを用意していますので、是非チャレンジして下さい。
津本幸司