どんなピックがいい?
「カッティング用のピックはどんなのがいいですか?」しばしば頂く質問です。
心配無用です。
この記事を読んだらカッティングに最適なピックの選び方が分かりますよ。
素材
今の時代はあらゆる素材のピックが販売されています。セルロイド、ナイロン、ウルテム、塩化ビニール、べっ甲・・・ぱっと見た感じでは区別がつかない素材も多々あります。選ぶ時のポイントとしては「すり減る素材」を選ぶことです。例えば、塩化ビニールやべっ甲なんかはコードをジャカジャカ弾くと「かけて」くるんです。そんな「かけた状態」で優しく弾いたら「ガキガキッ」と引っかかる感じで弾きにくいですし、なにより変な音になります。オススメはナイロンです。ジム・ダンロップのトルテックスを私はバークリーの頃のずっと使っていました。私の師匠も同じ素材を使っていました。
ただですねぇ・・・このナイロンは素材の性質上ちょっと曲がっちゃうんです。100枚ほど買って縦に積み上げると数枚ガタガタになるのが分かると思います。そこでオススメなのが「ポリアセタール」という素材です。
形状
形状は圧倒的にティア・ドロップがオススメです。おにぎり型だとアングルを付けた時に側面がピックに擦れてしまうんです。三角だと深く入りすぎてしまいますし、ジャズピックのような小さなモノはピックの先に余裕(余剰)がないためコード弾きには適していませんし、カッティングなんてやらないことが前提のピックです。
厚さ
厚さは1㎜を推奨しています。0.88㎜から1.1㎜くらいの間なら問題ないんじゃないでしょうか。これより薄いとピックがしなってしまいますし、これより厚いと抵抗がありすぎて弾きにくいでしょう。
オススメ
ポリアセタールで、ティア・ドロップ型で、厚さ1㎜だとこのスティーヴ・ヴァイのモデルになります。
Ibanez 1000SV GR
スティーブヴァイ ピック
ただ・・・これ先っちょがちょっと尖り過ぎてるんです・・・欧米人のでっかい手には良いんでしょうし、スティーヴ・ヴァイのようにリード・プレイも併用するのであればいいんですが、カッティング専用にしてはちょいと尖り過ぎ・・・
そこで!
私がアイバニーズさんやイケダピックさんにご協力頂いてカッティングに最適なピックを作っちゃいました!ポリアセタールで、1㎜で、完璧なティア・ドロップ型!
こだわりはロゴの入り方です。このトータル・ギター・メソッドのロゴを親指で隠し、アイバニーズのロゴが見えるように持つことでピッキング・フォームが改良されます。そして私の遠隔指導が容易になるんです。例えば「もうちょっとアイバニーズのロゴが見えるように持って下さいね!」とか「アナタノ手は小さいのでトータル・ギター・メソッドのロゴの下の方を親指で隠すようにしたらいいですよ」とかが可能になるんです。
まとめ
欲しいでしょ?
残念・・・一般の方には非売品です。
もちろん!トータル・ギター・メソッドの会員様にはもれなく1枚ずつ差し上げますのでメールにて「サンプルピック希望」と「住所とお名前」を書いて送信して下さい。もちろん気に入って頂いたらお求め頂くことも可能です♫
無料ですので是非どうぞ。私はトータル・ギター・メソッドを一度49,800円でご購入頂いた会員様にはドンドン価値を追加して行くことに人生を捧げるつもりです。これが私の提案する「ギターライフの在り方」だってことが伝わるまで・・・
津本幸司
全国どこにいても、いつでもギター学習を楽しめるようにトータル・ギター・メソッドを作りました。
全国どこにいても24時間ギター仲間が集っている場所をトータル・ギター・メソッド・フェイスブック・レッスンで作りました。是非仲間に入って下さい。