カッティング
ファンク・グルーヴの和製英語であるカッティングは日本人には向いていません。血液的なモノと片付けるのは時代的に許されないことでしょうか。ただ、身を持って世界中で人種のるつぼで演奏してきた私にとって「日本人の体にグルーヴは入ってないから無理」と言うしかなかったのです。農耕民族だから、島国だから、育ちで聞いた音楽にグルーヴがないからなどと一旦は結論を出しました。
お知らせ
音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
それを前提に「だったらどうすればいいか」を考えてたくさんの教則本を書いてきました。20年前にはベストセラーとなったギタリスト養成講座カッティング編を2冊出し、2019年にはトータル・ギター・メソッドⓇカッティング編を出し、いまだに売れ続けています。(トータル・ギター・メソッドⓇ本編には内包されていますので買わなくて大丈夫です。万が一買ったら私が個人的にAmazonギフト券で1000円分返金するシステムになってるのでご安心を)
買ってくださるのはいいのですが、その前にやることがあります。それが名手を聞くことです。
ナイル・ロジャーズ
まずナイル・ロジャーズを聞かないとカッティングとはなにかが分かりません。意味不明なギターおたくのウンチクは不要です。まず聞くだけで大丈夫です。
アル・マッケイ
グルーブとは何かはアル・マッケイで聞いてください。アース・ウィンド・アンド・ファイアの中より、他のギタリストとセッションしている動画などを観ると口を開けて観てしまいますよ。
ブルース・コンテ
タワー・オブ・パワーの全盛期にいたギタリストです。アル・マッケイとはリズムの感じ方が違うんです。これを30年前は黒人ノリ、白人ノリという言葉を使って良かったのですが、今の時代は何と表現するのでしょうか?私には分かりません。
レイ・パーカー・ジュニア
ゴーストバスターズの主題歌で有名ですが、ゆっくりしたファンクでも2、4拍目ににどしんとノル感じがあります。
スティーヴィー・サラス
以外なのがスティーヴィー・サラスです。ロックやメタルの人と思われがちですが、この人のファンクはスタジオ・ミュージシャン的で一緒に弾きたくなりますよ。
まとめ
この5人を聞き終わってから以下の書籍をやると効果5倍になります。
私の本は買わなくていいから5人をYouTubeで聴いてください。
最後までお読み頂きありがとうございました
津本幸司
来週新刊でますので先に以下のワークやっといてくださいね。じゃないと2024年も足踏みの1年ですよ。
クリスマスの秘密のワイン会・・・普通じゃ飲めないシャンパンやワインを開けます。12/23、参加費5万円、ワイン代無料津本持ち、17時〜19時、@銀座・・・参加希望者は「23日参加希望」とメール。
今年の締めくくりをご一緒に。
asiansoundinternational()gmail.com