ゴール
私達、音楽家コーチング(商標登録中)の世界ではゴールとは呼ばずにマイルストーンと呼びます。私がこの産業の創始者ですので私が勝手に決めました。ま、この記事では面倒なのでゴールと呼びます。
今月は多くの30代〜60代のギタリストにお目にかかっています。
不思議なのは、いや当然のことなのかもしれませんが、年齢が上がれば上がるほど、ゴールを内側に設定しているのです。これではいけません。
内側と外側
ゴール設定の内側と外側の定義が分かっていない人が多いので説明します。
例えば、50代のギタリストのゴールが「武道館で演奏する!」だとしましょう。これは自分の可能性の外側に上手くゴール設定できているようですが、実は内側なのです。頑張った延長線上に見ようと思えば見ることのできるゴールであり、達成した例もたくさんある内側のゴールなのです。
外側のゴールとは「自分をお手本にするインドネシアの女子中学生の全員が自分と同じいギターを使用する」といった感じです。
なんじゃそりゃ?どうやんの?無理っしょ?と言われるくらいでちょうどいいのです。
オリンピック選手
私の師匠がしばしばマイケル・フェルプスの例で説明してくれました。北京オリンピックで金メダル8個とったスイマーです。あの方は「金メダル8個とる」なんてしょぼい内側のゴール設定じゃないんです。「水泳を国民的スポーツにして健康促進する」という外側のゴールがありました。だから金メダル8個なんて偉業を達成できたのです。
基準
外側にゴールを設定して、基準を作ります。そうすると内側のゴールなんて簡単にクリアできます。無意識が運んでくれるのです。マイケル・フェルプスが1/100秒差で優勝スルのは彼の筋肉量でも、練習量でも、運でも、実力でもなんでもありません。自分の基準が生み出した潜在意識の力です。
言いたいこと
たくさんのギタリストにお会いすると「あ、あなたのゴール・・・しょぼい・・・いや、しょぼ過ぎる・・・」と言いたくなります。
ゴールの6割までしか到達できないという世の定めがあると想定したらいいかもしれませんね。いくつになっても大きな志を持って欲しいです。
個人的に
私は個人的に私の師匠が作ったコーチングの世界を音楽家専用に作り直した産業で一人でも多くの音楽家を育て上げたいと思っています。
アマチュアでも、初心者でも、兼業でも、専業でも、サラリーマンでも、主婦でも、すでに有名な人でも音楽家コーチングのスタートラインは全員同じ位置です。
この概念が既に外側にあるのがお分かりでしょうか?誰にも分かってもらえないのです。
「初心者の主婦と、有名音楽家が同じスタートラインって何だよ?」
ってなるのです。
しかし、それが分からない所がスタートラインが揃っている証拠です。
まとめ
中高年ギタリストほどゴールを外側に設定してください。