使えるブルース・フレーズとは
使えるブルース・フレーズとは、ただ時間を埋めるためのゴミフレーズとは話が違います。「おっ」と、玄人ウケするようなフレーズです。ペンタトニック・スケールを往復しているだけのブルース・ソロを聴いても誰も見向きもしませんしね。
そんな今日使えるブルース・フレーズを3つ紹介します。
①繰り返す
繰り返すのは誰でもできます、どの部分を何回繰り返すかがプロレベルのギタリストがチェックしているポイントです。このフレーズは半音チョーキング、チョークダウン、プリングという4音が出てきますが、これをリズムよくやるのが難しいのです。それをリズム良くやって、もう一度繰り返すと「おっ、このギタリストはちゃんとした師匠に付いて学んだ人だな」と思われます。いわゆる「お里が知れる」フレーズです。
トータル・ギター・メソッドⓇブルース・ロック・フレーズ編より抜粋していますので、以下の書籍を参考にしてください。
②ゆっくり上げる
チョーキングなんて握力がある人間なら誰だってできます。覚えたての初心者でできるのです。プロが聴いているのはピッチが上がるまでのスピードです。初心者はなんとなく上げます。中級者はスッと素速く上げます。上級者はゆっくりと時間をかける「ポルタメント・チョーキング」をするんです。これは玄人を唸らせますよ。
上記書籍の抜粋ですので参考にしてください。
③2音弾く
リード・ギターを単音だけで弾くと考えているのが初心者です。中上級者になると2音を同時に弾く「ダブル・ストップ」というテクニックを取り入れます。ここぞという場所にちょこっと弾くと非常に効果的です。
まとめ
これらはトータル・ギター・メソッドⓇブルース・ロック・フレーズ編より抜粋していますが、トータル・ギター・メソッドⓇの本編にはブルースの伴奏を25個用意しています。書籍だけをお求めだとその伴奏を使う事はできないのでご了承ください。
ヘタクソなカラオケに合わせてブルースソロを練習した人の末路・・・ただ、ギターがリビングの飾りになって終わりです。
是非、ご利用ください。
津本幸司