アドリブ
世界的に日本人ギタリストのアドリブって評価が低いんですよね。私がバークリー首席卒業した時も日本人で相手にされてたギタリストって二人だけでした。(私は幼少から海外暮らしですので、純粋な日本人と名乗っていいのか分かりませんがww)なんでなんでしょうか?分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、日本人ギタリストがアドリブ苦手な本当の理由が分かりますよ。
理由
日本人ギタリストがアドリブ苦手な本当の理由は
日本人が頭良すぎるから
これに尽きます。
詳しく
日本の小学校、中学校、高校の教育って左脳を鍛えるという意味では世界トップクラスです。私も、ちょくちょく日本と海外を往復しましたが、海外では決まって飛び級です。私がすごいわけではなくて海外がショボすぎるんです・・・ww
欠点もある!
ただし、左脳教育に焦点を当てすぎて、右脳教育が疎かになってるのが日本の教育です。つまり音楽で必要な右脳、アドリブ演奏なら尚更必要な右脳が教育されてない状態なんです。だからアドリブが苦手なんですよね。
具体的に
これだけ自分の人種をディスると「説明しろ!」と言われます。具体的には、コードを見て「このコードはこういう機能だからこのスケールを弾こう!」とか、「このアルペジオをこの進行の上に弾くといいな」とか、「このフレーズを当てはめよう!」とかしちゃうんです。もちろん、間違ったことではないのですが、全てを論理的、理論的、理屈っぽく、数学的・・・みたいな感じで考えちゃうのが日本人です。これじゃアドリブにならないんです。
もっと右脳を使わないと!
キー=Cだとします。CMaj7のコードがあったとします。この場合多くの日本人ギタリストがC音、E音、G音を弾いたり、Cメジャー・スケール弾いたり、CMaj7のアルペジオを弾きます。音楽理論の勉強が得意な方だと「シャープ11のF#がリディアンになってかっこいい!」とか考えるかもしれません。いずれにしても、それだけだと左脳しか使ってないので、ダメなんです。
「ふわぁ〜っと思いついた音を弾く」
ように右脳を使うべきなんです。例えば「なんとな〜くD♭音が欲しくなった」ら弾いちゃえばいいんです。「なぜ?」という問いに答える必要もないですし、そもそも問う必要もないんです。「事故的に鳴ったアウトした音(外れた音)だからアプローチ・ノートとして対処しなきゃ!」と、左脳でリカバーする必要もないんです。
今、自分が右脳で思いついたまま演奏するのがアドリブのコツです。
まとめ
今、自分が右脳で思いついたまま演奏する習慣を身に付けましょう。
これでアドリブのレベルがぐ〜んと上がりますよ。
ただ、左脳の勉強ができてることが前提ではあります。
このあたりの理念から、理論から、右脳、左脳をアドリブ用に「洗脳」するのが毎年6月実施の2時間のアドリブ集中講座です。昨年2020年はコロナで実施しませんでしたが2021は2年ぶりに再開します。
詳細希望の方は「6月アドリブ詳細希望」とメールください。
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