65歳から70歳
私の生徒でも68歳の先輩がいます。音楽歴20年です。つまり、48歳から音楽を始めた方です。私が20年教えていますので、プロレベルです。実際に長野県のライブハウスで毎月演奏してギャラもそれなりに稼いでいます。
ファーストライフを活かす
この方はセカンドライフを音楽家として生きることを選んだのですが、ファーストライフは無線機器の修理職人さんでした。全く関係ない世界ですが、このファーストライフの話は皆興味津々です。私も毎週この方のファーストライフの話を聞くのが楽しみでした。トラックの運チャンと救急車の無線がどうしたこうした・・・韓国の秘密警察の無線を拾うには・・・・などです。このようなご自身のファーストライフを音楽活動の潤滑剤として活かす練習をするのが65〜70歳ギタリストにオススメです。
あり得ない経験と融合
65歳以上の方はそれはそれは人生経験も豊富であり、私達若造には考えられないような修羅場を乗り越えてらっしゃいます。そして、「そんな方がまたどうして音楽の道へ?」という興味も湧いてきます。
ファーストライフとセカンドライフの融合が作り出す世界はこの年齢の方にしか作れません。
しかも元気を与えてくれる
さらに50前から新しいことを始めて70前の20年間でもう一度一人の芸術家として独り立ちしてるなんて、夢を与えてくれます。そして、元気に楽器を弾く姿は私達をも元気にしてくれます。
こうして、人々に夢と元気を与える練習をしてください・・・というのは上から目線過ぎますでしょうか。
技術への諦め
技術面で20歳の子達のようなスーパープレイは諦めて下さい。届かない場所を押さえようとしないでください。例えドレミファソラシドと弾けなくても構いません。ドレファソシドと端折って弾いても全く問題ありません。
「諦めない」ことは「無意味な執着」と考え、「諦める」ことは「新たな可能性の模索」と捉えてください。
このある意味「開き直り」が65〜70歳のギタリストに必要です。多くの年配ギタリストを指導してきてこのように思います。
まとめ
再雇用も終了する65歳〜70歳のギタリストを応援しています。
毎日練習する内容はトータル・ギター・メソッドⓇにまとめましたので是非ご利用ください。質問ありましたらいつでもフェイスブック・レッスンにてどうぞ。
津本幸司
音楽家コーチングはnoteに引っ越ししています。是非ご覧下さい
マレーシアでの生活はスレッズにて
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以下の本を宜しくお願い致します。