30〜35歳は折り返し前
マラソン大会にたくさん出場した津本幸司です。ホノルルマラソンが一番キツかったと思います。夏ですし、最後にダイアモンドヘッドという山を登らなくてはいけません。
マラソン大会で最も興奮する時は
「あ〜!ここで折り返しだ!」という21キロ地点です。そこに向かう数百メートルが最もアドレナリンが出るのです。前半ですし体力も気力もあり頭も働いています。前半の反省とリカバリーを含めて後半にかけてのプランを練ったりするのです。
マラソンは知能戦です。
音楽人生
音楽人生もしかり、平均寿命を考えると35歳くらいになると「お〜!そろそろ折り返しだ!」という地点が見えてきます。この時期までに何をするかで人生が決まるといっても過言ではありません。
素晴らしい前半
「前半と同じペースで頑張ろう!」と思えるギタリストは素晴らしい前半を過ごしたのだと思います。私自身35歳までにそのように思うことはできませんでした。
「なんだこの折り返しは?今までの音楽人生なんだったんだ?ゴミじゃないか?」妻と小学生の娘と理想的な暮らしはできていましたので、人生自体は満足していましたが、音楽教育家として音楽家として世の中に残せたものの「しょぼさ」にショックを受けた35歳でした。
もし素晴らしくないなら
素晴らしい35年の折り返しを迎えることが出来ていなかったら、今がチャンスです。今はまだ、体力も思考力もあります。ここから「諦めモード」の量が増えて行くので、反省して調整するなら今です、今しかありません、ラストチャンスです。
具体的に
具体的に何をするかというのが悩ましいところでしたが、私自身自己投資に全財産の半分を費やしました。勉強や成長が見込めると思った書籍やセミナーにはガンガン参加しました。開催地がヨーロッパでもオーストラリアでも飛行機で飛んで行って受講しました。「今、自己投資しなきゃ死ぬ」「このまま折り返したら悲惨な音楽人生だ」「凡人と同じだ」「何も残せてない」と考えたからです。
正解でした
万人に当てはまるように一般化できることではありませんが、過去15年を振り返ると35歳の折り返しで自分がとった行動は正解でした。あのまま折り返していたら今頃50歳になる2024年にも狭い日本で人混みの中で無意味な人脈と共にあくせく働いてストレスを抱えて死を待つ人生だったと思います。
まとめ
応援しています、30〜35歳のギタリストを。
教材を販売したいのではありませんし、このブログ記事を読んでいる人はほぼ100%トータル・ギター・メソッドⓇをお使いなのはデータが取れています。そんなのは「学習」ではありません。大きな意味で自分の音楽人生を俯瞰して振り返り、折り返し間近の今・・・自己投資に全てを捧げて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました