ギター学習
結論から述べるとギターの学習にはアカデミアとノン・アカデミアの2種類があります。どちらが良いと言う問題ではなく、2つの方法があると考えてください。
言い換えると「学術的に考えて指導を請う」か、「独学と実践で突っ走るか」という感じです。
学術的に考えて指導を請う方法
私、津本幸司はこの方法を選択しました。幼少から英才教育を受けて、海外で数多くの先生について、ロサンゼルスの音楽高校、バークリー音楽大学、東京芸術大学大学院に進みました。恐らく、マンガみたいな学術系コースだと思います。
独学と実践で突っ走る方法
私が中高生の頃憧れていた人達はこぞって「独学と実践で突っ走る」方法でした。エディ・ヴァン・ヘイレン、ウェス・モンゴメリー、ラリー・カールトン、エリック・ジョンソン、ヌーノ・ベッテンコート・・・彼らは音楽を聴いて、コピーして、意図的でないにしても間違った解釈をして、独自のアレンジを加えて、ある意味意図的に勝手な解釈をして、自分のテイストを作り上げて、あそこまで上り詰めているんです。スゴいことです。
良くないこと
良くないのは両方やることです。私は16歳の高校生の頃に気付いたのは、彼ら「独学と実践で突っ走る」方法で成功したギタリストのマネを自分のように「学術的に考えて指導を請う」方法を選んだ音楽家がするのは間違いというか、無理というか、お互いがお互いのメリットを相殺することに気付きました。
たとえば、あの人達は音名すら分かっていないから「これカッコイイ!」と思える部分も、私達は「なぜ17世紀の音楽理論の禁則が良しとされているのか?」と考えてしまうからです。
探した
「学術的に考えて指導を請う」方法を選んだ先人はいないのか・・・と探すと、スティーヴ・ヴァイ、ジョン・ペトルーシ、ジョン・スコフィールド、パット・メセニー
・・・な〜んだ!いっぱいいるじゃん!
彼らの足跡を追えばいいと分かりました。
たくさんいた
彼らの足跡を追うギタリストはバークリーにうじゃうじゃいました。そしてその方法も様々でした。
いい方法を見付けましたよ!
ってことで、2001年にこれ書いてベストセラーになりました。改訂版も2012年にだしました。
こんなの買わなくていいです。もっとちゃんとまとめたのを2014年に作りました。
それがトータル・ギター・メソッドⓇです。
「学術的に考えて指導を請う」方法を選択する方で、すでに社会人になっている方はこのメソッド一択です。私の全音楽人生をかけて凝縮した本です。ご自身でやるなら、自分でバークリー受験、芸大受験からやりなおしてください・・・そんなの面倒ですよね?結果だけをぎゅっと持って行ってください。今すぐ!
こちらの書籍も宜しくお願い致します。
でも、まずはトータル・ギター・メソッドⓇをお求め下さい。
人生変わると思いますよ。