ギタリスト同士
同じ楽器奏者というのは出会うことがないものです。バンドではギターなんて一人でいいですものね。時折ギタリスト同士で話すことがあります。そして、99%の場合二度と会うことがないというか、二度と会う必要がないものです。ただ、1%の場合は音楽人生にとって大切な人脈になります。
このギタリストの将来性一瞬で見抜く方法があるんです。5つ紹介しましょう。
①良いところを一瞬で見付けるかどうか
先週「長野に行きたい」と言いました。トータル・ギター・メソッドⓇのフェイスブック・レッスン会員の方で一瞬で「この蕎麦屋が美味しいらしいです!」とコメントしてくださいました。こういう人は一生モノの宝物人脈です。
たまたま会った知り合いに、同じように「長野に行きたい」と言いました。そうすると一瞬で
「長野なんて何にもないですよ」
と言いました。当然、サラリーマン、ブサメン、メタボ、貧乏、取り柄なしと五拍子揃ってます。
②法の使い方
これは議論が分かれる所ですが、例えばジェフ・ベゾスはイーロン・マスクに「自分の特許だ!」と言い張り裁判的に喧嘩を売ります。イーロン・マスクは「自分が考えた事は誰でも使って良いよ!」といって、自由に競争させて全体でより良いモノを作ろうとします。
民主党的なのがベゾスで、共和党的なのがマスクと言う感じです。
個人的には政治にノンポリで通しますが、マスク派の人と付き合います。
③帰属愛
これは世界中で経験していることですが、例えば、付き合うべき将来性のある人は、自分が帰属している場所を代表します。
たとえば、アメリカ人が私を見て「アメリカに来てくれてありがとう!」と言うのです。
良くないのは、客観的に「アメリカに何しに来たの?」とか、西海岸の人が「へ〜、東海岸に行ったんだ」とか言う感じです。
これは国際人は全員チェックポイントです。
④挨拶が短い
世界のトップ・ギタリストは全員挨拶が短いです。ジョン・ペトルーシ、エリック・ジョンソン、サトリアニ、ヴァイ、ポール・ギルバート、マイク・スターンなど、全員「ハロー、ハウワーユー?」くらいです。
つっけんどんな感じではなくて、別にその先にこちらの話を聞こうとしてくれます。もちろん私も話すことないので「ぐ〜っど! ゆ〜?」と返すくらいです。
しょぼいギタリストはやたらと挨拶が長く、なにか自分の特になることがないか探ってきます。
⑤余暇が余裕
これは遠くから見ても一瞬で分かります。将来性のあるギタリストは数分の待ち時間を余裕で座って何もせずに待っています。
将来生のないギタリストは数秒の暇があったら常にスマホ触ってます。
怖いんですよね。暇だと自分が世の中から必要とされていないようで・・・そして、その通りなです。必要ないんです。東京の電車の中は全員がスマホ見てます。たまにイヤホンも付けずにスッと外を見て立ってる人を見ると、案の定全身完璧に整ってます。
まとめ
ギタリスト同士の付き合いは相手を見ましょう。
おしまい♫
しまい♫ 津本幸司HP