カラオケ
最近いくつかのギタリストが作った音源とそのギターがないバージョンのカラオケを聴く機会があったのですが、全員同じ間違いしていますので参考までに記録します。
モコモコ
なぜなんでしょう、全員の音が「モコモコ」なんです。100Hzくらいが上げ過ぎなんです。
想像すると
想像できる原因としては低音が出ない環境でミックスしてしまっているということです。つまり出てるか出てないか分からないから出し過ぎてしまうんです。
ヘッドホンかも
100Hzとかって物理的な大きさがあるので3メートル40㎝くらいの空間が必要です。狭い空間で聴いているか、ヘッドホンとかでミックスしてるからかも知れません。原因は不明です。
ギターうるさい
とにかくリードギターがバカでかいのはしょうがないことですけど、バックで鳴ってるカッティングから、リフから、アルペジオにいたるまでキンキンうるさいんです。ギタリストですから、自分の演奏した音が詳細にまで聞こえないと「もったいない」とおもってしまうんでしょうね。
ぐっと我慢
これは長年辛いのを我慢したところですが、死ぬほど頑張って練習して、まぐれのように上手く録音できたスーパープレイが聞こえるか聞こえないか分からない状態で存在する・・・これくらいで丁度いいんです。これの我慢ができるかどうかにかかっています。
ベードラへの意識
ベードラがバンド音楽の全てを左右するくらい大切です。重低音のアタックをどのように感じさせるかで、良くも悪くもなります。ここに無頓着なギタリストが多いんです。
確かにメインではないんですけど、分かりやすく喩えるならば、お寿司のシャリです。どんな高級なネタをずらりと並べても、シャリがマズかったらお寿司はパーです。なんとなく分かるでしょうか？
奥行き100メートルのステージ笑
リバーブのかけ方がめちゃくちゃなんです。カッティング担当がステージから前に乗り出してて、ベードラがステージの真ん中にいて、スネアが100メートル後ろにいて左右の奥の方にシンセサイザーがチロチロなってる・・・
同じ空間で演奏しているようにしましょう。
お勧め
お勧めは大空間でドルビーアトモスを聞いて耳を作り上げることです。IMAXの映画を観るのが一番です。
お知らせ
音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
