クラシックから
ギタリストにとってクラシックってハードル高いですよね。でも学んでためになるものがたくさんあるんですよ。早速学んで行きましょう。
ドイツ・リート
今日学んで頂きたいのは「ドイツ・リート」。上記写真のシューベルトはじめ多くのロマン派の作曲家が書いた歌曲です。
「な〜んだ、ただの歌かぁ」って思うでしょ?それがただの歌じゃないんですよね。ピアノ伴奏の歌曲なんです。
「な〜んだ、ただのピアノ伴奏の歌かぁ」って思うでしょ?それがただのピアノ伴奏じゃないんですよね。このピアノの伴奏がメインの歌よりも重要なくらいの役割を果たすんです。例えばドイツの冬の寒い森を表現する歌があるとしましょう。そうすると歌手は「枝が揺れてるなぁ」「ふく風が寒いなぁ」という感じなのですが、その伴奏で本当に木々が寒い風で揺れてる情景が描写されてたりするんです。この芸術性たるや言語が分からなくても感動する感じですよ。シューベルトの冬の旅っていいう歌曲集の第5番『菩提樹』なんか有名ですね。
さらなる進化も
このシューベルトの芸術的なピアノ伴奏をシューマンがさらなる高みに持っていったんです。その年が1840年なんです。「だからなんやねん?」って思うでしょ?この年が有名なシューマンの「歌の年」なんです。この年に恋人の結婚したのでウキウキして恋愛曲を書きまくったんです。『詩人の恋』『女の愛と生涯』とか・・・分かりやすww
応用方法
応用方法として弾き語りでもバンド演奏でも歌のバックにあるギターで情景描写をして芸術性を高めてみてはいかがでしょうか?どのようにやるかは皆さん次第です。発想に制限を加えないためにアイデアは出さないでおきますね。
まとめ
ギタリストの皆さんもドイツ・リートを応用してみてはいかがでしょうか?
津本幸司