リズム・ギター
リズム・ギターが大切なことはわかっている。でもどれから手をつけていいのかわからないし、どれがどのくらい重要なのかもイマイチ・・・・お気持ち分かります。
心配無用です。
この記事を読んだら、マスト!リズム・ギター7選が分かり、細かい注意点もわかりますよ。
その3はパワー・コード
その3は「パワー・コード」です。パワー・コードは5度がないコードです。メジャー・コードでもマイナー・コードでも使えるコードで、歪ませても綺麗に響くのでロックなどでよく使われます。ルートと5度の2音だけで構成されているのですが、ギターの場合はオクターブ上のルートを追加して3音鳴らすこともしばしばです。
まずは適当に以下の4つのコードを押さえて弾いてみて下さい。
上記はトータル・ギター・メソッドの【リズム・ギター編】から抜粋した譜例です。リズム・ギター編は100個のコンテンツから構成されており、各コンテンツに12小節の譜例を載せていますが、この記事ではスペースの都合上4小節だけとします。
弾き方
左手は人差し指でルート、薬指で5度、小指でオクターブ上のルートを押さえるといいでしょう。最初の小節のようにルートが開放弦の場合は中指と薬指で5度とオクターヴ上のルートを弾いて構いません。
テンポにもよるのですが、多くの場合、右手はダウン・ピッキングで弾きます。右手の手刀の部分を6弦5弦の付け根に触れるとハーフ・ミュートになり、いわゆる「ズンズン」というサウンドになりますよ。
注意点
注意点としては、ダウン・ピッキング時に最も高い弦を狙ってリズムに合わせるということです。どうしても弾く方の弦に当たった感触を頼りにリズムを感じてしまいがちですので注意して下さい。
まとめ
このパワー・コードについてはトータル・ギター・メソッド【リズム・ギター編】で10コンテンツを割いてじっくり練習して行きますので、是非ご利用ください。アコギの方もエレキの方もご利用いただけます。さらに初心者の方にはトータル・ギター・メソッド・ビギナーズが内包されていますので、そこには「ロック編」と称してパワー・コードで一曲弾き通すコンテンツも用意していますので、そこから始めてもオーケーです!
津本幸司