ギターのF
ギターのコードのFで挫折する人が多いのはご存知の通りです。以下の手順で誰でも押さえられるようになります。
初心者の方はもちろん、上級者の方もお友達に教えてあげるときに使ってくださいね。
【いきなりお知らせ!】
ちょこちょこ書いてきた音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししています。このブログは【ギター】及び【暗号資産】のみになり、noteは【音楽家コーチング】記事のみになりますので、ブックマーク宜しくお願い致します。もしくは、公式LINEからぴょんぴょん跳べるようにしてます。
手順①
【ルート音】だけ押さえる
ルート音とはFコードの場合はFの音を意味します。6弦1フレットの音です。最初はこれだけを人差し指で押さえてください。
そしてズン・ズン・ズン・ズンと4回弾いてください。
これで四分音符で1小節弾いたことになります。曲の中でFが登場して、急に押さえられなくても、F音のルート音をズン・ズン・ズン・ズンと4回弾くだけで代用できると思ってください。
この「押さえられなくても大丈夫」と考えることが大切です。
手順②
【パワーコード】を押さえる
パワーコードとは難しい言葉ですが、先ほどのルート音に5度を追加するコードです。Fから数えて5度ですので、①F、②G、③A、④B、⑤Cの「C音」が5度になります。結果的に6弦1フレットのFを人差し指で押さえて、5弦3フレットのCを薬指で押さえることになります。
これをズン・ズン・ズン・ズンと4回弾いてください。
これで四分音符で1小節弾いたことになります。曲の中でFが登場して、急に押さえられなくても、このパワーコードをズン・ズン・ズン・ズンと4回弾くだけで代用できると思ってください。
たとえ、パワーコードが押さえられなくても、先述のルート音だけでも大丈夫ですので、二重に保険が掛かっています。挫折する理由などこの時点でありませんからね。
手順③
【オクターブ】を押さえる
オクターブとは文字通り1オクターブ上の音を押さえます。Fのオクターブ上は当然Fです。結果的に上記のパワーコードに4弦3フレットのF音を小指で押さえることになります。この小指が少し押さえにくいので無理しないでください。
これをズン・ズン・ズン・ズンと4回弾いてください。
これで四分音符で1小節弾いたことになります。曲の中でFが登場して、急に押さえられなくても、このパワーコードをズン・ズン・ズン・ズンと4回弾くだけで代用できると思ってください。
たとえ、たとえこのオクターブが押さえられなくても、手順②のパワーコードがありmすし、さらにそのパワーコードが押さえられなくても、先述のルート音だけでも大丈夫ですので、三重に保険が掛かっています。挫折する理由などこの時点でありませんからね。
そしてはっきり言って低音さえ押さえておけばコードなんて大丈夫なんです。高音なんてあんまり聞こえないんです。これは音響学的に倍音構造により立証できます。
津本幸司が言ってたと言えば文句言える人など世界に存在しません。文句在るなら1億円掛けて30分で議論の勝敗を付けましょう。
手順④
【3度】を押さえる
ここからは飾りと思って大丈夫です。上記手順③が押さえられて慣れてきたら、飽きてきたら追加するくらいのイメージです。3度の音は①F、②G、③AのA音になります。これは3弦2フレットを中指で押さえます。中指を曲げる必要があるので少し難しいです。無理しないでください。
これをズン・ズン・ズン・ズンと4回弾いてください。
これで完成です。これ以上は別にやらなくても大丈夫です。
手順⑤
【1、2弦】をついでに押さえる
どうせ人差し指の腹の部分が余ってますし、全部の弦を弾きたいと思うのであれば、人差し指をベタッと倒して、1,2弦の1フレットを押さえます。これは別にやらなくてもいいことですので、もし音がならないなら無理しないでください。
ちなみにこの音は1弦がF、2弦がCですので、既に手順①手順②で押さえてる音です。わざわざ重複させる意味もない音です。
挫折する本当の理由
Fのコードが押さえられなくて挫折する理由は手順⑤を「マスト」と思うからです。この全くやる必要のない「ついで」の行動を「やらないと弾けたことにならない」と思い込むから挫折するんです。
私は、津本幸司と申します、バークリー首席卒、藝大院卒、世界中で教えてきましたが、未だにFを押さえるのが苦手です。
なんか2弦あたりが「ビヨ〜ン・・ズズズ」って鳴っちゃうんです(泣)
それでもギターで数億円は稼げましたよ〜。
参考になれば嬉しいです。
【音楽で生計を立てたい方専用公式LINE】 https://lin.ee/Zvo4jm7
津本幸司
こんな感じで全部が上手く弾けるように完全にメソッド化したのがトータル・ギター・メソッドⓇです。いつでも質問して頂けますので是非お求めくださいね。