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戦争体験期【殴り書き版】

イラン・イラク戦争

1980年代後半、私はイラン・イラク戦争を3年間体験しています。大人の都合で始まった戦争を中学生が体験せざるを得ない状況・・・どんな物かお知らせします。書くと本数冊分になるのでチョロッと殴り書き程度にします。

1987年

私はテヘランに住んでいました。父親が海外の日本人学校の教師でしたので同行しました。家でも学校でも親父が先生で、生徒は私と外交官の娘さんだけです。待遇は良くプール付き、お手伝いさん付きの豪邸でした。

ドドドドドッドン!

ミサイルが落ちた音です。想像だと「ドン!」と大きな音がしてから余韻がドドドドと残ると思ってたのですが、それが逆なんです。小さくドドドドとなり始めて徐々に大きくなり最後に「ドン!」と鳴るんです。なんでかは分かりません。しかし、この小さなドドドドが始まったらすぐさまガラスから遠ざかる必要があります。爆風で割れるからです。

怖いのはいつ来るか分からないことです。24時間その小さなドドドドが感じられるように、耳を澄ましておく必要があります。

起きている時とは限りません。寝ている時に鳴ればガラスと反対方向にベッドから転げ落ちる習慣も身に付けました。

(そのおかげでとんでもない聴力が身に付き、今でも地震が来る直前の微細な波動をキャッチすることができるんですスマホの地震予報が鳴るより先に周りに教えてあげてます。それが繊細な音楽にも応用効いてるのは偶然の産物です)

世間話が怖い

「先週のミサイルは角曲がった所の眼鏡屋さんに落ちたんだって」

「ふ〜ん」

こんな会話を聞き慣れてる自分が不思議でした。

ミサイルは見える

ミサイルというのは肉眼で見えるんです。私は外交官が集まってる住宅街に住んでましたので、そこにミサイルが落ちる可能性はありません。しかし地図で言うと針で刺したポイントにミサイルが落ちて、私達も住んでいる訳です。そうなると肉眼で空を見上げると「黒い鉛筆の芯のような粒」が見えるんです。それがミサイルです。見えたら即座に耳を塞ぎます。まず鼓膜がやられるからです。

1988年

空襲警報が鳴り響きます。地下室がシェルターになっているのでラジオだけを持って避難しました。それでも流石に状況が悪くなり、大使館からお迎えが来て、専用機でヨーロッパへ避難しました。家族4人でヨーロッパを転々とする生活、今思えば豪遊生活でしたし、親父とお袋が教師なので勉強には困りませんでした。どちらかと言うと比較する友達がいないのでどこまで勉強したらいいか分からず不安で・・・頑張り過ぎたようです。アメリカの高校を飛び級で16歳で卒業できたのはその無茶が効いたんだと思います。でも、その3年間の「周りが分からない不安」というのは二度と味わいたくない精神状態です。

夏に戦争は終わり、テヘランに戻りました。

1989年

戦争が終わったというのに今度は持病の喘息でパリで死にかけました。このエピソードはまたの機会に。

殴り書きのまとめ

実はいつか本でも書こうかと思いましたが、面倒なのでちょくちょくブログに書いて行きます。

異常な経験が異常な人間を作り上げる・・・自分が基地街なのを戦争のせいにするんかい!だけど、じ〜ちゃんが諜報部員で、自分が戦争経験して、持病で死にかけたヤツが普通にサラリーマンやってる方がおかしいと思いません?

あ、実はノートも名前を隠してやってます。バレバレですけどね

津本幸司

こんなメソッドは精神異常者の私じゃないと誰も作る気がしないと思います。WEB3.0に向けて販売中止までカウントダウンです。Facebookレッスン会員様はご存知の通りです。波は来ます来てます見えてます逃げられません泳ぐか船乗るかの判断は今日と言うか今しないと、、、ま、分からなければ大丈夫ですよー

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