リード・シートにあるテーマ
リードシートが何か知らない方はこちらで予習して下さい。
リード・シートにあるテーマはどうやって弾くのが正解でしょうか。
クラシックのように書かれているまま丁寧に弾く?
分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだらテーマをどうやって弾けばいいか分かりますよ。
正解
テキト〜に弾くんです。
リズムを崩してもオッケーです。
他の音を足してもグーです。
弾かない音があってもノープロブレムです。
こんないい加減な弾き方に名前が付いており「フェイク」と言います。
例えば
フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンと言う曲があります。
元の楽譜はドシラソファソラド・・・と4分音符で書かれていることがあります。
でも、誰もこのようには弾きません。
ドーシラーソファーソーラド・・・と、テキト〜に長さを変えて弾きます。
つまり「フェイク」しながら弾きます。
勉強法
有名な曲なら他のギタリストがどのように「フェイク」してるかを勉強して自分の演奏に取り入れる作業が必要です。
と、いうのも何でもかんでも「フェイク」すれば良いというモノでもないんです。
「この曲のここは普通はこうするよね!」
「この曲のここはこっちのパターンで弾くタイプの人なんだぁ」
的な話がたくさんあるからです。
複数で弾く場合
複数の奏者で同じテーマを弾く場合はフェイクしてはいけません。
めちゃくちゃになるからです。
書いてある通りに弾くか、「こういうフェイクをしよう」と申し合わせをして弾きましょう。
中には
出回っている有名曲の中には、著作権の都合上すでにフェイクしてある楽譜もあります。その場合はそのまま弾くのがいいか、さらにフェイクして弾くのがいいか考えどころです。こうすれば正解と言う弾き方はありません。
まとめ
- テーマはテキト〜にフェイクしながら弾いて大丈夫です。
- どうやってフェイクするかは勉強が必要です。
- 複数の奏者で弾く場合は書かれている通りに弾きましょう。
- フェイクしてある楽譜を弾く時はそのまま弾くかさらにフェイクするかがセンスの見せ所です。
初心者の方の参考になれば嬉しいです。