リードシートを見ながら演奏!?
何すればいいの?
よく分からないですよね。
心配無用です。
この記事を読んだらリードシートとは何か、そしてどうやって見るかが分かりますよ。
結論
これがリードシートです。
テーマ(メロディーの部分)とコードが書いてある楽譜のことです。
歌詞が書いてある場合もあります。
この曲は8小節です。
ジャズ・ミュージシャンはこれを繰り返して演奏するんです。
繰り返し方
何回もリードシートに書いてあるテーマを繰り返し弾くのではありません。
最初と最後の回にテーマを弾いて途中の回にアドリブでソロを弾きます。
例えばギタリストとピアニストの2人だけでこの曲を演奏する場合は、最初の回にどちらかがテーマを弾きます。今は仮にギタリストがテーマを弾くとしましょう。
そうすると2回目に繰り返す時はギタリストがリードシートに記載されているコードの上でアドリブでソロを弾きます。
数回繰り返して満足いくまで弾いたら、次はピアニストの番です。
ピアニストが数回繰り返してソロを弾き終わったら最後にテーマを弾いて終わりです。
まとめると
- テーマ(ギター)
- ソロ(ギター)
- ソロ(ピアノ)
- テーマ(ギター)
となります。
繰り返しの回数や繰り返し方に決まりはありません。その都度決める場合もありますし、あらかじめ「最初にピアノがソロね!その後ギターね、短い曲だから5,6回繰り返すことにしよっか!」
などと決めておくこともあります。
注意
リードシートには注意するべき場所が一つあります。
コード進行の一番最後の部分です。
このリード・シートには最後に(G7)がなぜか括弧付きで書かれています。
これは「繰り返す時はG7を弾いてね。でも最後は弾いちゃダメだよ」
と言う意味です。
つまり曲の終わりはCMaj7で終わりますが、繰り返す時だけは毎回最後の小節の後半2拍をG7にして「頭に戻りたくなるような雰囲気を作る」わけです。
これをターン・アラウンドといいます。
まとめ
- リードシートとはテーマとコードが書いてある楽譜のことです。
- リードシートのコード進行を繰り返し弾きます。
- 最初と最後の回はテーマを弾きます。
- 途中の回はアドリブです。
- 頭に戻る時はターン・アラウンドを忘れずに弾きます。
- 最後は弾いちゃダメです。
初心者の方の参考になれば嬉しいです。
津本幸司
練習する曲・・・選ぶの大変ですよね。心配無用です。私が100曲抜粋しておきました→トータル・ギター・メソッド