ロック・ギター
今回はロック・ギターの隠れた注意点について解説します。
フレーズ
まずこのフレーズを見て下さい。このフレーズはトータル・ギター・メソッドⓇに含まれています。トータル・ギター・メソッドⓇは12編で構成されており、フレーズ集は3つあります。「ブルース・ロック・フレーズ編」に100コンテンツ、「ジャズ・フレーズ編」に100コンテンツ、そして少し難易度の高い「アドバンス・フレーズ編」も100コンテンツ用意しています。このフレーズはその「アドバンス・フレーズ編」中の番号「D043」から抜粋したものです。実際のコンテンツは公開できませんので、ブログで公開できる範囲として少しだけ紹介しています。トータル・ギター・メソッドⓇ本編をお持ちの方は該当箇所をお読みになって、お手本動画を見て頂いてから以下の注意点をお読み頂くとより効果的に学習できるでしょう。
注意点①クオーター・チョーキングを入れる
長い音価はありませんが、8分音符くらいの長さの音にクオーター・チョーキングを入れるとピッチの変化が生まれトーナル・インタレスト(音の興味深さ?面白さ?)が増すのでお試し下さい。
注意点②深めのビブラートを入れる
最後の音はビブラートをかけるだけの十分な音価があります。その場合に細かくビブラートをかけるのではなくて、深めのビブラートを2、3回くらいかけると大きなピッチの変化が聞こえると思います。細かくかけると「ただ音痴なだけ」に聞こえてしまいます。なぜならば上げたピッチと戻したピッチの中間のピッチに留まってるように聞こえるからです。
注意点③マスキングを考える
譜例にはありませんが、以下の動画の会員様は最後に歪んだ音でコードを追加してらっしゃいました。歪んだ音というのは倍音をたくさん含むので「マスキング」という現象を考慮しなくてはいけません。難しい説明を省いて結論だけ述べると、3度より狭い音をたくさん重ねるとぐちゃぐちゃに聞こえるということです。
まとめ
以上ロック・ギターの隠れた注意点でした。動画でも説明していますので、以下をご覧下さい。
津本幸司
www.youtube.com トータル・ギター・メソッドⓇはエイジアンサウンド・インターナショナル・インコーポレーテッドの登録商標です。
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