テクニカル・ギター
大人のギタリストなら1度は技巧派の演奏に憧れたことがあるでしょう。私自身現役の頃はテクニカル・ギタリストとして売り出した(された)こともありました。正しい方法を身に付けましょう
結論
テクニカルギターの正しい練習方法は
チェック・アンド・リピート
これだけです。
チェック・アンド・リピート
正しい技術であるかをチェックしてから反復練習をします。この正しい技術であるかのチェックが自分では難しいから先生が必要なんです。できれば身体的特徴の近い先生がいいでしょうね。私自身大柄のアメリカ人の師匠に教わりましたので、身体的特徴の相違に悩んだことも多くありました。人種、性別、大きさ、趣味などが似てる先生がいればいいですね。ひとたび正しい技術だと分かれば反復練習で自分の血肉にして行くだけです。スピードもすぐに上がるでしょう。反復すればするほど遅くなる・・・なんてことはありませんものね。
悪い例
悪い例は正しい技術かどうかチェックせずに反復練習をするパターンです。その技術が万が一間違っていたら、その間違った技術を定着させてしまう最悪パターンになります。日本人独学ギタリストの99%がこれです。だからトータル・ギター・メソッドを作って救ってるわけです。
オプション練習方法
技術別メンター(先生)を持つのもいい方法です。例えばタッピングはこのギタリスト、スウィープはこのギタリスト、アドリブ演奏はこのギタリストという感じです。メンター達の化学反応(?)によって新たな融合作品としての自分というテクニカル・ギタリストが生まれますよ。私自身、師匠のジョン・フィンはオルタネイト・ピッキングですが、フランク・ギャンバレのスウィープをマスターしようとしていました。師匠のジョン・フィンもウィリアム・リービットからジャズを教わってますが、スティーヴィー・レイ・ヴォーンの弾き方をマスターしようとしてました。あなたというギタリストはどんな化学反応の産物になるのでしょうか?楽しみですね。
まとめ
とにかく大切なのは最初の「チェック」です。これさえクリアになれば朝から晩まで弾きまくって下さい。
さあ、大人のギタリスト達よ!今年も頑張りましょう。
津本幸司