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ロックギターの練習方法

ロックギター

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ギタリストたるものロックギターに一度は憧れたことがあるでしょう。歪ませた音でドカンぶちかますのが魅力ですよね。正しい練習方法を身に付けましょう

リズムギター

まずはリズムギターです。最初にチェックすることって何だと思います?ピッキング?リズム感?リフ?テンポ?違います。「楽しさ」です。最終的に「自分はどうしてロックギターを弾いてるんだろう」と考えた時に辿り着く答えは「楽しいから」なんです。ま、仕事じゃない限りね。だから「楽しいかどうかを常に考える」必要があります。そしてその楽しいには条件があるんです。リズムぐちゃぐちゃ、ピッキングヘタクソ、コードも覚えてない、音も汚い、何弾いていいか分からない・・・こんな状態だと「楽しい」はずありませんよね。だから、ちょっとでも「より楽しくするにはどうしたらいいか」を考えて向上させて行くんです。ピッキングが安定したらより楽しくなります。新しいコードを覚えたらもっと楽しくなります。このように「より楽しくしていく」方向で練習して下さい。

悪い例

弾きたいリズムギターに必要な項目を列挙してコツコツ練習して行く・・・一見理にかなった練習方法に見えますが、これが正しいとされてたのは1980年代です。そして団塊ジュニア世代のサラリーマンに多い練習計画の立て方です。ハッとしたでしょ?

リードギター

次はリードギター。イメージするのは「ステージで黄色い歓声を浴びてる状態」です。ロックギタリストにとってリードギターというのは唯一自分がセンターに立つ瞬間です。歓声を浴びて当然な訳です。歓声を浴びてないなら何かがおかしいんです。それどころか歓声を浴びてることをギタリスト自身がイメージできてないってことは何か間違ってるんです。だから、まずはイメージしてから細かい項目を練習します。そして一つ一つ練習する時に「これって歓声の量を増やすのに役立ってる?」と疑いながら練習すると無駄な反復練習を避けることができますよ。私自身、トータル・ギター・メソッドの会員様が素晴らしいプレイをしたら合い言葉として「オーイェ〜イ」と言っています。反射的にそう言いたくなるようなプレイが正しい方向に向かってるということを示唆するためです。

悪い例

もう察し付くと思いますが、スケール練習して、アルペジオ練習して、フレーズをストックして、メトロノーム鳴らしてテンポ良く弾けるようにして、カラオケに合わせて弾いて、反省点書き出して・・・一見正しい練習方法に見えますがこれは「日本の義務教育が作り出した正しさ」です。私のようなキコクシジョからしたら不思議な世界です。しかも、その練習から歓声を浴びるまで何年掛けるのでしょうか?

まとめ

ロックギターはリズムギターは楽しさ優先、リードギターは歓声を浴びてるイメージで練習して下さい。
今年もたくさんの素晴らしいロックギタリストとトータル・ギター・メソッドでお目に掛かるのを楽しみにしています。

津本幸司f:id:totalguitarmethod:20190704151940j:plain

 

 

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